Ｊ２リーグ第28節が16日に各地で行われた。
前節まで首位の湘南ベルマーレは、アウェイ、フクダ電子アリーナでジェフユナイテッド千葉と対戦した。
千葉はどうやらホームで負けていないらしい。
この試合も、後半３７分、左からのコーナーキックをFWドラガン・ムルジャが頭で合わせて得点し ０－１ で勝利したが、試合内容は終始、千葉に押されていた。こういう試合を勝ちきることが優勝につながる。
いくら優勝チームでもすべての試合を圧倒するとは限らない。
前節まで２位に付け勝ち点「１」で追いかける、アビスパ福岡はホーム、レベルファイブスタジアムに、５位のV・ファーレン長崎を迎えた。
前半終了間際の４５分に、オウンゴールで失点した。惜しい時間帯にリードされてしまった。そのまま、後半も得点を上げることが出来ず ０－１ で敗れ、勝ち点が「４」と開いてしまった。
前節３位に浮上してきた名古屋グランパスは、アウェイの町田市立陸上競技場でFC町田ゼルビアと戦った。
ピッチは荒れ模様であり、試合内容も荒れた試合であった。名古屋は、前半に５分にリードを許したものの、２４分・３９分・４２分と立て続けに得点して前半を終了した。
本来なら、ここ試合を決めなければならないところだが、後半２０分・２７分と失点して、同点とされた。 ３－３。
後半アディショナルタイムに、ようやく得点し ３－４ と勝利をおさめることが出来３位を守った。
最近の３試合で16得点を上げているが、同時に９失点を献上している。
いつでも得点できるとは限らないので、失点を最小に抑えることが長期のリーグ戦では必要であり不安を感じる。
最下位争い、降格圏抜けだす為の残留対決、２１位レノファ山口FCが、ホーム維新百年記念公園陸上競技場で２２位のザスパクサツ群馬と戦った。
山口は先制されたが、助っ人外国人レオナルド・ラモスの活躍で前半のうちに ２－１ と逆転し、後半も先に得点し、相手を後半１点に抑えて ３－２ で勝利した。
これで、勝ち点差を「８」に広げ、残留争いの２０位カマタマーレ讃岐と「１」差を守った。讃岐も横浜ＦＣに １－０ と勝利していたので順位は変わらずであった。
