2017年のルヴァンカップ決勝は11月4日、埼玉スタジアム2002にて、13時キックオフで行われた。
セレッソ大阪 vs 川崎フロンターレ
約5万3千人を超える観客を集めて、両クラブとも初タイトルでの戦いだった。
試合結果
3大タイトル(リーグ、天皇杯、ルヴァン杯)の中では、自分が思うには一番ランクは低そうな感じはするが、タイトルには違いはない。
悲願の初優勝を飾ったセレッソ大阪、おめでとう。
試合開始早々の前半1分、セレッソ大阪は左サイドから、スローインで入れたボールをFW柿谷曜一朗がバックヘッドで送ると、クリアしようとする川崎フロンターレのDFエドゥアルドは、バウンドしたボールに対して空振りしてしまった。
それを見逃さず、走り込んできたFW杉本健勇が、GKチョン・ソンリョンとの1対1を、右足でコントロールしシュートして先制点を奪った。1-0。
川崎のボールポゼッションからの攻撃を、自陣に全員を引くことで、鉄壁の守りでしのぎ、カウンター狙いの試合運びとなり、最後の最後まで守り切り、終了間際の後半アディショナルタイム+2分、カウンターからソウザが試合を決定づける追加点を奪って決着した。
2-0。
川崎フロンターレは、DF奈良竜樹を出場停止で欠いており、その替わりにセンターバックには、ブラジル人DFエドゥアルドは先発していた。
まあ一般論として、サッカーというゲームは、ミスの多い内容ではあるが、あの場面でのミスは試合を決定づけてしまう。攻撃陣なんかは、一見華やかではあるが、シュートミスというものは多々ある。
これで、川崎フロンターレはルヴァン杯4度目の準優勝に終り、またもやシルバーコレクターの汚名を課せられてしまった。
川崎の攻撃陣からすれば、時間はタップリあるので、1点は返せるのかと思ったが、本当に集中した守りで、最後まで崩すことができなかった。
自分としては、優勝は川崎ではないかと踏んでいたが、予想に反してC大阪の勝ちとは驚きである。
3大タイトル(リーグ、天皇杯、ルヴァン杯)の残りは
天皇杯は
12月23日(土)
ヴィッセル神戸vsセレッソ大阪
横浜F・マリノスvs柏レイソル
となっており、
リーグ戦は、鹿島アントラーズと川崎フロンターレに絞られてきており、鹿島アントラーズで決まりではないかと思われる。
それにしても、今年のセレッソ大阪は、現在のところ3大タイトルにおいて、すべて上位に顔を出して、本当に強豪クラブとなってきた。
おめでとう