2018 J1リーグ 第5節

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J1リーグ 第5節

J1リーグ第5節が、3月30日、31日、4月1日と3日間分けて開催された。

まだ、始まったばかりだが、前節首位の川崎と2位の広島の直接対決が見ものであろう。

また、調子の出ないG大阪、浦和の戦いは?

興味は尽きない。

 3月30日(金)

柏 - 神戸

2-1 柏レイソルの勝利

前半をスコアレスで折り返し、後半23分、FW伊東純也は右サイドをドリブルで持ち込み、ペナルティーエリア中央に切れ込んで、そのままシュートするとゴールに吸い込まれた。
1-0。

後半29分、左からの粉キックを蹴ったMF藤田直之のボールは、ニアサイドでFW田中順也が頭でゴールに流し込んで同点とした。1-1。

後半41分、FWクリスティアーノからDF小池龍太にわたり、右サイドからマイナスのクロスをあげると、FW山崎亮平がシュートしたが、一旦ははじかれるものの最後は、 FW伊東純也がこぼれたボールに素早く反応して、追加点をあげ勝利した。2-1。

 3月31日(土)

仙台 - 長崎

1-0 ベガルタ仙台の勝利

前半31分、MF古林将太は右サイド深くからクロスをあげたが、DFに防がれ、そのこぼれたボールにFW西村拓真が相手DFをかわして、シュートし先制点をあげた。1-0。

この1点を最後まで守り切り、今季負けなしの3勝2分けと好調を維持している。

一方の長崎は、よく攻めたが最後のシュートが決まらず、ここまで勝ちがない状態が続いている。

清水 - 横浜FM

0-1 横浜Fマリノスの勝利

前半11分、MF扇原貴宏扇原から、DFの裏へ走りこんだDF山中亮輔が、左サイドからのクロスにFWウーゴ・ヴィエイラがあわせて、カウンター気味の得点をあげた。0-1。

清水エスパルスはここまで、無敗を維持していたが、今季初めての黒星となった。

鹿島 - 札幌

0-0 引き分け

全開始早々に、今季初スタメンのFW都倉賢が抜け出して、シュートしたがクロスバーに阻まれた。また、MF駒井善成にもサイドを破られるシーンもあり、どちらが強豪かわからないような試合であった。

北海道コンサドーレ札幌はよく攻めたが、最後まで鹿島アントラーズの守備を崩すことができなかった。

後半17分、MFチャナティップ →MF駒井善成とつなぎ、走りこんできたMF三好康児のダイレクトシュートは、鹿島のDF昌子源がとめたが、明らかに「手」に当たっていた。

どう見てもハンドの反則イエローカードが出てもいいシーンだが、そうはならなかった。

札幌にとっては残念であっただろう。

FC東京 - G大阪

3-2 FC東京の勝利

前半開始早々の2分、FW永井謙佑が右サイドやや遠めからシュートを打つと、キーパーがはじいたが、左サイドから上がってきたMF東慶悟がシュートしゴールを決めて先制した。

前半12分、DF小川諒也からのフリーキックのボールは、DF森重真人が頭で合わせて追加点をあげた。2-0。ややオフサイド気味に見えたが、セーフであった。

前半のアディショナルタイムに、MF井出遥也がペナルティエリア内で倒されてPKを得て、FWファン・ウィジョが難なく決めて、前半のうちに1点を返した。2-1。

後半13分、G大阪は細かくつないで、左サイドからDF初瀬亮のクロスに、最後はFWファン・ウィジョがゴールを決めて同点とした。2-2。

後半19分、MF大森晃太郎→DF小川諒也とつなぎ、左サイドからクロスをあげると、FWディエゴ・オリヴェイラがあわせて、勝ち越し点を挙げて突き放し勝利した。3-2。

川崎 - 広島

0-1 サンフレッチェ広島の勝利

始まったばかりだが、首位決戦となった。前半は川崎がボールを持つ時間が多かったが、スコアレスで折り返した。

後半は、一進一退の戦いとなったが、後半40分、左からのコーナーキックを蹴るのはMF柴崎晃誠で、 FWパトリックが頭に当てたが、キーパーにはじかれそのボールを中央に折り返し、FWパトリックが最後は足で蹴りこんで先制した。0-1。

その後、疑惑の判定は起きた。

後半45分、DF車屋紳太郎が左サイドからクロスをあげると、中央でFW小林悠とDF水本裕貴が競り合いながらゴールに向かい、ボールはGK林卓人がはじいたが、そのボールがDF水本裕貴の肩に当たり、こぼれたボールは、オフサイドポジションにいたMF長谷川竜也が流し込んでゴールした。

一旦はゴールとされたが、最後は協議の上オフサイドとなった。

しかし、これは相手の触ったボールに反応したMF長谷川竜也はオフサイドにはならないはずだ。

オフサイドは、味方から来たボールに反応した時で、相手のボールの時はオフサイドではない。

川崎フロンターレにとっては、疑惑の判定である。

しかし、これもサッカーである。

サンフレッチェ広島は無敗を続けて首位に立った。

C大阪 - 湘南

2-1 セレッソ大阪の勝利

前半13分、ロングボールにMF水沼宏太が抜け出し、ボールを受けたFWヤン・ドンヒョンが強烈なシュートで先制した。1-0。

前半36分、左サイドでDF大野和成がクロスをあげると、走り込んできたDF岡本拓也が合わせて、同点に追いついた。1-1。

後半41分、ディフェンスラインの裏にスルーパスが出て、抜け出したエースFW杉本健勇が、DFと競り合いながら、シュートして試合を決めた。2-1。

セレッソ大阪は、今季初勝利をあげた。

鳥栖 - 名古屋

3-2 サガン鳥栖の勝利

MFガブリエル・シャビエルが、前半14分、後半24分と2点をリードした。

しかし、後半29分にMF高橋秀人に1点を返されると、後半32分にはFWビクトル・イバルボに同点にされ、最後は後半アディショナルタイム+3分、FWビクトル・イバルボから受けたFW田川亨介がゴールを決めて終了となった。3-2。

名古屋グランパスは惜しい試合を落としした。

 4月1日(日)

磐田 - 浦和

2-1 ジュビロ磐田の勝利

前半8分にFW興梠慎三が、相手のハンドの反則で得たペナルティーキックを、確実に決めて先制した。

前半45分、DF櫻内渚、DF高橋祥平とつなぎ最後はFW川又堅碁が左足で合わせてシュートし、前半で同点に追いついた。

後半36分、MF田口泰士のパスを受けた、 FW川又堅碁が相手2人ともつれ合いながら、シュートすると、相手に当たりループシュート気味のボールがゴールに吸い込まれ逆転弾となった。2-1。

このまま試合は終了し、浦和レッズは先制しながら敗れることとなった。

これで浦和レッズは、開幕から5試合勝利なしの3敗2分けとなり、本日(4/2)、堀監督が解任された。

せっかく、ACLで優勝したが今季のリーグ戦は散々な成績で、早めに流れを変えたかったのであろう。

さて、暫定監督は、大槻毅氏らしいが、だれが本監督になるのであろうか。

ここまでの順位表

かつての強豪であった、ガンバ大阪と浦和レッズは下位で、もがき苦しんでいる。

当然のように監督交代となった、浦和の監督はだれになるのか、楽しみである。

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