鋭い出足で新しい戦い方を模索する横浜FMを撃破し、首位をがっちりキープ

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横浜Fマリノスを3-1で破って首位キープ

対横浜Fマリノス

本日、4月11日(水)の平日開催で、サンフレッチェ広島はホームに横浜Fマリノスを迎えた。

先週の日曜日にアウェイで柏レイソルと戦って、中2日の強行日程である。

しかし、移動距離の違いこそあるが、どこも条件は同じでタフな戦いが待っている。

横浜FMと言えば、今までは「中澤を中心に守りのチームで鋭いカウンター」というイメージがあったが、今シーズンから、アンジェ ポステコグルー新監督を迎えて、ボール保持率を高めてパスサッカーを標榜する。

アンジェ・ポステコグルー は、ギリシャ生まれの元オーストラリア代表らしい。

なかなか、面白いチームになるかも。

数字的にも、今季のここまでのボール支配率1位の横浜FMボール支配率最下位のサンフレッチェ、対照的な戦いだ。

結果を見ても、すぐにボール支配率が順位に結び付くわけではない。

前半戦

前節の柏レイソル戦から、スターティングメンバーを6人替えて試合に挑んだ。

まるで、カップ戦を間に挟んでいるようだ。

開始早々から、ニューFマリノスは、キーパーからボールを組み立てて、横パス縦パスを組み合わせながら、ボールを回している。

しかし、前線までボールが回ってくる回数は少なく、広島もラインを高く保ち、前線から中盤・DFの距離をコンパクトに保って、付け入るスキはない。

しかし、広島の鋭い出足で、ボールをカットして素早くカウンターのシーンはいくつかあったが、決定力はなくゴールシーンとはならない。

コーナーキックは多く取ったがマリノスも守備は固い。

前半35分には、DF丹羽の故障にて、DF水本を投入することになった。

前半39分、中央付近からマリノスのDF山中?の蹴ったボールに、ペナルティーエリア内で、MF中町とDF佐々木翔が接触し、肘が当たったのか、後ろからと判定したのか、サンフレッチェには厳しい判定でPKを献上した。

蹴るのは、FWウーゴ・ヴィエイラ、キーパー林も止めることができずに0-1と先制された。

サンフレッチェ広島は5試合ぶりの失点となった。

後半戦

前半をリードされたサンフレッチェ広島は、ますます出足が鋭くなって、前半とは明らかに戦い方は変わった。

相変わらず、ボールは支配されたが、厳しく前線からプレスをかけ始めた。

前半5分、左サイドMF柏から中央のMF吉野につなぎ、吉野が右ペナルティエリアのFWティーラシンにボールを出すと、相手DF山中がティーラシンを倒してPKの判定となった。

そのまま、キッカーはティーラシンで、GK飯倉も手に当てたが、ゴール右サイドに決めた。
1-1。

時々、相手キーパーの飯倉がリベロのように前に出てくるので、ロングシュートを何度も打つシーンがあった。

その後、MF青山、FWパトリックを投入して、得点を奪いに行く。

後半34分、左サイドからMF柏がドリブルで仕掛けて中に切れ込みシュートを打つと、一旦はキーパーにはじかれたが、右サイドに流れたボールにFWパトリックが反応して、難なくシュートを決めた。2-1。

後半45分、自陣で奪ったボールをMF川辺が、FWパトリックにつなぐと、自陣からドリブルしながら、センターエリアを超えたすぐ前から、相手キーパー飯倉が前に出ていたので、ロングシュートを打つと、GKの上を超えてゴールに吸い込まれた。

これで、決定的な3点目を取って勝利を引き寄せた。3-1。

最後に

これでまたもや勝利を積み重ねて、負けなしの6勝目とした。
(7戦6勝1分け)

横浜FMの新しい戦い方は、まだ未完であろうが見ていて面白いサッカーである。

GKはセンターサークルあたりまで出てきて、ボール回しに参加する。

サンフレッチェ広島の戦い方も、前半とリードされた後半とは明らかに戦い方を変えて、ボール支配率もあがってパスとドリブルを組み合わせて攻めて、これまた見ていて面白かった。

最後に前節に続き、もう一度、審判に言いたい。

あのシーンは、どちらも笛を吹くシーンではない。
(あんなのでPKを取るなんて、ヨーロッパサッカーではありえない)

特に、Fマリノスの山中のファールは、正当なチャージだと思う。

家本審判君よ、かえってよくビデオを見てくれ!!

しかし、今年のサンフレッチェ広島は強い。

あとは、走行距離が相手より多いので、夏場が心配だが、もしかして、○○と期待させる内容である。

次は、アウェイで4月15日(日)に、湘南ベルマーレ戦。

まだまだ、連戦で厳しい戦いが続く。

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