2018 J1リーグ 第19節

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J1リーグ 第19節

第19節は8月1日の水曜日に一斉開催となった。

この時期の連戦は体力的にもつらい時期かもしれない。

しかし、ここを乗り切ったクラブが、最後の栄冠を飾るのであろう。

頑張れ、サンフレッチェ広島!

 8月 1日(水)

仙台 - 名古屋

1-2 名古屋グランパスの勝利

ジョー⚽

前田 直輝⚽

⚽中野 嘉大

どちらもなかなか勝ち点が伸ばせずにいるクラブの戦いで、ベガルタ仙台は、ホーム(ユアテックスタジアム仙台)で名古屋に1―2で敗れた。

ホームスタジアムでの勝利が3月の長崎戦依頼なく、サポーターに歓喜の渦を届けられていない。

一方の名古屋グランパスは、リーグ戦16試合ぶりの勝利をつかんだが、最下位のまま変わっていない。

鹿島 - FC東京

1-2 FC東京の勝利

⚽安西 幸輝

富樫 敬真⚽

リンス⚽

鹿島アントラーズは、DF安西の先制点でリードしたが、逆転負けを喫して5試合ぶりの敗戦となった。

FC東京は、相手ミスにも付けこみ、また得意なカウンター攻撃がきまって逆転した。

FC東京のDF森重真人は、J1通算300試合出場となり

「この記録を達成できるまで、本当に長かったなと思います。1試合1試合積み重ねた結果がこの記録につながったと思うので継続することの大切さを感じます」
「良い時も悪い時もありましたが、ここまで続けてこられて嬉しく思いますし、もっと偉大な選手になれるようにこれからも積み重ねていきたいです。引き続き、応援をよろしくお願い致します」
とコメントした。

浦和 - 川崎F

2-0 浦和レッズの勝利

⚽興梠 慎三

⚽ファブリシオ

前節首位広島に完勝した浦和レッズは、前半7分、FW興梠の得点でリードした。

川崎フロンターレは、FWエース小林のシュート7本、そのうち浦和GK西川と1対1になる場面も、GK西川のセーブにより、無得点に抑えて後半アディショナルタイムのFWファブリシオの追加点で2-0として、6戦無敗としている。

一方の川崎フロンターレは、チームとして16本ものシュートを放ったが、無得点に終わり、4連勝でストップした。

首位との勝ち点差はまた開いてしまった。

川崎フロンターレFW小林
「最後の部分で自分が決められなかった。今日は本当に自分の責任だと思う」
と声を落とした。

清水 - 鳥栖

1-0 清水エスパルスの勝利

⚽ドウグラス

フェルナンド・トーレスと金崎という、豪華なFWを持つ、サガン鳥栖ではあるが、ここまでボールがつながらず、この2人のシュート数も1本だけに終わった。

シュート数わずか2本の清水エスパレスに、前半20分のPKで先制をされた。

後半22分、FW金崎が相手GKと1対1の場面で、背後から足をかけられて倒されたが、このプレーがPKにならず、ベンチも金崎も猛抗議していた。

フィッカデンティ監督
「ああいう誤審は初めて見た」と怒り心頭で、試合後のインタビューで「今日はオープンな試合だったと思います。自分たちが与えたPKは正しい判定だったと思います」と振り返りつつ、問題のシーンについて自身の見解を述べている。「ただ、そのあと飯田淳平主審によってレッドカードが1枚出なかったというのは日本中の誰が見ても分かる明らかな誤審ですし、そういうミスで試合が変わってしまうのは残念で、それ以上自分が付け足す言葉はありません」

これで、鳥栖は6戦連続勝ちがない状態が続き、この間の得点はオウンゴールによる1点のみという寂しさだ。

しかも、最下位の名古屋が勝利したため、勝ち点差は「2」となった。

磐田 - G大阪

1-1 引き分け

ファン ウィジョ⚽

⚽大井 健太郎

試合は後半から動き、後半37分、ガンバ大阪のMF藤本のFKはGKにはじかれたが、こぼれ球をFWファン・ウィジョがきめて先制した。

一方、ジュビロ磐田はアディショナルタイムに、左サイドからクロスが上がると、FW川又が頭で折り返し、最後はDFの大井が決めて同点に追いついた。

勝ち点「1」を分け合うことになり、またもや新監督の勝利とはならなかった。

C大阪 - 神戸

1-1 引き分け

⚽オウンゴール

オウンゴール⚽

イニエスタを欠く、ヴィッセル神戸とセレッソ大阪の試合は、お互いの「オウンゴール」の1点ずつという、珍しい形で勝ち点を分け合うことになった。

ケガから帰ってきたMF清武やFW柿谷で、ベストメンバーであったが、中断明けからの5試合は2敗3分けと勝てていない。

一方のヴィッセル神戸は、エース不在でも勝利に向かってパスサッカーをしていたが、決め手には欠いていた。

長崎 - 札幌

2-3 北海道コンサドーレ札幌の勝利

ジェイ⚽

⚽米田 隼也

チャナティップ⚽

⚽ヨルディ バイス

都倉 賢⚽

前半をスコアレスで折り返したが、後半はシーソーゲームとなった。

後半6分に札幌のFWジェイの得点で始まり、27分には長崎のMF米田の得点で追いつき、30分には札幌のMFチャナティップが突き放し、43分には長崎のDFヨルディ・バイスの得点で再び追いついた。

これで、引き分けと思われたアディショナルタイムに、MF駒井のミドルシュートのこぼれ球に、FW都倉が押し込んで勝利をものにした。

北海道コンサドーレ札幌は5試合ぶりの勝利で4位に浮上し、ペトロヴィッチ監督はJ1の勝ち星、通算173勝(広島・浦和・札幌)とした。

柏 - 湘南

0-2 湘南ベルマーレの勝利

山崎 凌吾⚽

山崎 凌吾⚽

湘南は、J2徳島ヴォルティスから完全移籍したFW山崎が、全半壊早々の2分にこぼれ球を押し込み、後半38分にはPKで、この日2点目となる追加点をあげて、柏に完勝した。

3連敗中の、柏レイソルは、湘南ベルマーレに16本のシュートを打ちながら、無得点で今季4連敗となった。

横浜FM - 広島

1-4 サンフレッチェ広島の勝利

パトリック⚽

パトリック⚽

渡 大生⚽

千葉 和彦⚽

⚽伊藤 翔

前半は、パスサッカーを目指す横浜FMと、カウンターを狙うサンフレッチェ広島の一進一退の攻防であったが、前半終了間際に、広島のMF青山のクロスが相手のハンドを誘ってPKの判定となった。

一度は、MF青山が蹴ったボールは、横浜のGK飯倉がセーブしたが、「蹴る前に動いた」という判定で、もう一度PKのやり直しとなった。

ここでMF青山からFWパトリックにキッカーが変わり、パトリックが先制点をあげた。

ここで、前半は終わり、後半開始早々1分、右からのコーナーキックにまたもや、FWパトリックが頭であわせて追加点を取った。

さらに4分、MF柴崎がMF柏のパスに抜け出し、落としたところにFW渡が走りこんで、J1初ゴールとなる3点目をあげた。

また26分には、コーナーキックのセカンドボールを拾った広島は、右からMF柏がクロスをあげると、CKで残っていたDF千葉の頭に合わせて決定的な4点目となった。

しかし、終了間際のアディショナルタイムに、横浜はFWオリヴィエブマルが、左足でスピードのあるクロスを入れると、走り込んで来たFW伊藤が頭で合わて、1点を返した。

広島にとっては、無失点で終わりたかったが、横浜の執念に屈した。

しかし、サンフレッチェ広島は連敗を避けることが出来て、首位をキープしている。

ここまでの順位表(暫定)

首位のサンフレッチェ広島と、2位のFC東京は、ともに勝ち点「3」を積み上げて、差は広がっていない。

3位に上がってきた、川崎フロンターレは、このところ好調な浦和レッズに敗れ、勝ち点差は広がった。

一方、最下位の名古屋が勝ち点「3」をとり、サガン鳥栖との差を「2」に詰めてきた。

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