2018 J1リーグ 第17節

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J1リーグ 第17節

記録的な猛暑の中での連戦が、今後の順位を左右するのかもしれない。

しかし、いくらワールドカップ明けのコンディションがいい時でも、選手にはつらい。

また、代表選手にはもっとつらいだろう。

ヨーロッパのシーズンのように、時機を変えていくことも必要ではないか。

 7月22日(日)

名古屋 - 広島

0-0 引き分け

攻守に鋭いサンフレッチェ広島は、決定的なシーンもあったが、相手GKのファインセーブにことごとく阻まれて、最下位相手にスコアレスドローとなった。

名古屋グランパスも、新加入の選手が良く機能して、今までとは少し違う戦い方に見えたので、次節に本当の実力が図れるのではないか。

神戸 - 湘南

0-3 湘南ベルマーレの勝利

坂 圭祐⚽

齊藤 未月⚽

菊地 俊介⚽

湘南ベルマーレの完勝した試合で、神戸はせっかくのスペインから来た「イニエスタ」を見に来たサポータにも良いところを見せることは出来なかった。

イニエスタも、この日本特有の蒸し暑い夏の中での試合にはつらいだろう。

次節or秋には、素晴らしいプレーを見たいものだ。

鹿島 - 柏

6-2 鹿島アントラーズの勝利

⚽鈴木 優磨

キム ボギョン⚽

⚽鈴木 優磨

⚽中村 充孝

⚽土居 聖真

⚽安部 裕葵

⚽安西 幸輝

江坂 任⚽

鹿島アントラーズは、柏レイソル相手に6-2と完勝した試合。

その鹿島は、DFの植田も海外移籍とエースFW金崎が、突然のサガン鳥栖に移籍とは驚いた。

このクラブには、次から次といい選手を取得し育てているので、問題はないのかもしれないが、今回はどうだろうか?

j開幕当初から鹿島アントラーズは、ずっと上位で頑張っている。

他にはないものをこのクラブには植え付けてあるのだろう。

札幌 - 磐田

0-0 引き分け

今や台風の目となった北海道コンサドーレ札幌は、前半のPKのシーンで、FWジェイが相手GKにセーブされたのが響いた。

試合そのものは、札幌の試合だったのかもしれない。

しかし、ここまでよくこのクラブを整備してきたペトロヴィッチ監督は、本当にすごい監督なのだろう。

一方の磐田は、少し元気がないようで、MF川辺が抜けたのが響いているのなら、少し申し訳ないような気がする。

FC東京 - 横浜FM

5-2 FC東京の勝利

⚽太田 宏介

⚽ディエゴ オリヴェイラ

⚽田邉 草民

⚽東 慶悟

⚽岡崎 慎

ウーゴ ヴィエイラ⚽

山田 康太⚽

ショートパスでポゼッションを高めて攻める横浜FMに対して、FC東京は鋭いカウンターからのFWディエゴ・オリヴェイラを中心にして攻める、対照的な試合である。

結果の通り、FC東京の完勝となった。

ショートパスでつなぐ横浜FMは、選手間の距離が近くボールを奪われた時に、オープンスペースの展開されると、簡単にカウンターを食らってしまう結果となる。

この時点で、首位・サンフレッチェ広島との勝ち点差は「7」で、決して小さな差ではないが、広島も、最下位の名古屋に苦戦するように、盤石の強さで独走しているわけではない。

まだまだ、優勝争いは最後までわからない。

川崎F - 長崎

1-0 川崎フロンターレの勝利

⚽小林 悠

暑さからか、いつもの川崎Fの攻めが見られないと思ったが、後半22分、MF中村のスルーパスにFW小林が抜けだし、GKと1対1を何とか決めて、これが決勝点となった。

これで川崎フロンターレは、4連勝として首位広島との勝ち点を「8」に縮めてきた。

ここも広島にとっては、怖い存在だ。

G大阪 - 清水

1-2 清水エスパルスの勝利

北川 航也⚽

ドウグラス⚽

⚽ファン ウィジョ

そろそろかとは思ったが、ガンバ大阪は、この清水エスパレスとの試合を落とし、レヴィー・クルピ監督から、トップチームコーチとJ3のG大阪U-23監督を兼任していた宮本恒靖氏を、トップチーム監督に昇格させた。

ガンバ大阪の新監督に就任した宮本恒靖は

「意外でしたけれど、それも今のチームの状態があまり良くない中でこういったお話をいただいて、それに対して自分としては、やはり自分がお世話になったクラブ、大きくしてくれたクラブだと思っているので、それに対して今このタイミングで恩返しをしたいなと想いながら引き受けました」

「プロ生活のほとんどと、育成年代も過ごしたので、自分の家のように感じていましたし、今でもそう感じます。やはり強いガンバでいなければいけないと思いますし、そこに戻るため、色んな試行錯誤を選手・スタッフと力を合わせてやっていきたいと思います」

と就任決断の理由を説明した。

一方の清水エスパルスには、以前サンフレッチェ広島で活躍した、FWドウグラスが新加入となり、デビュー戦で貴重な2点目となる追加点を決めた。

相手になると、怖い存在だ。

また、昨季途中にサンフレッチェ広島から清水エスパルスに移籍したMF清水航平は、今季から完全移籍となっていたが、リーグ戦ではここまで出場はなく、ルヴァンカップで、3試合に出場していたが、ヴァンフォーレ甲府へ期限付き移籍で加入することが決まった。

移籍期間は2018年7月25日から2019年1月31日まで。

C大阪 - 浦和

1-1 引き分け

⚽高木 俊幸

興梠 慎三⚽

前半8分、昨季まで3年間にわたって浦和レッズに在籍し、セレッソ大阪のオファーに答えたFW高木が先制点をあげた。

試合前の選手紹介の時には、浦和サポーターのブーイングを浴びていた。

後半33分、先制された浦和レッズは、右からのコーナーキックをMF武藤が蹴り込むと、ファーサイドでMFファブリシオがさわったボールに、FW興梠がノーバウンドで反転しながら浮いたボールを左足で叩き込で、同点とした。

その後も浦和レッズは攻め立てたが、引き分けに終わり、勝利でDF遠藤を送り出すことは出来なかった。

鳥栖 - 仙台

0-1 ベガルタ仙台の勝利

西村 拓真⚽

スコアレスドローかと思われた後半42分、右サイド裏に抜け出した途中出場のFWジャーメインが、グラウンダーで折り返すと、FW西村が冷静にシュートを流し込んで決勝点をあげた。

この試合は、ホームのサガン鳥栖が前からのプレスで、試合を進めていたが勝利することは出来なかった。

現時点17位に沈んでいるサガン鳥栖は、元スペイン代表FWフェルナンドトーレスを獲得し、元日本代表FW豊田陽平を復帰させ、鹿島アントラーズのエース№「10」を背負う、元日本代表FW金崎夢生をも獲得した。

名の通った選手を集めてはいるが、肝心の戦術はどうなるのか興味は深い。

ここまでの順位表(暫定)

首位の広島が引き分けに終わり、2位のFC東京、3位の川崎フロンターレともに、連勝し調子をあげてきているので、それぞれ勝ち点差は「7」・「8」となった。

サンフレッチェ広島も、ウカウカとはしていられない。

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