J1リーグ 第31節終了時点

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J1リーグ第31節が10月29日、一斉に行われた。この開催は日曜日に全試合があったので、アウェイに行くサポーターは帰りがつらいと予想する。それとも月曜日はお休みにするのかな。

また、台風の影響でピッチコンディションに苦しむ試合も多かった。

前節首位の鹿島アントラーズは、アウェイで北海道コンサドーレ札幌の札幌ドームに乗り込んで対戦した。

前半はスコアレスで折り返すも、後半になって試合は動いた。

後半開始早々の2分、ペナルティーエリア中央でエースFW金崎が、粘りに粘って、そのこぼれ球をMF三竿が決めて鹿島が先制した。0-1。

後半15分、コーナーキックからのこぼれ球を、途中出場のMF兵藤の鮮やかなミドルシュートが決まり1-1と追いつかれるが、25分、FW金崎がDFの裏に抜け出し、コースのないところアウトにかけてゴールを奪った。このまま終了して、1-2と勝利した。

勝ち点差「2」に迫っている、前節2位の川崎フロンターレは、柏レイソルのホーム日立柏サッカー場で対戦した。

台風の影響か雨で芝生まで水が浮いて、パスサッカーの川崎にはつらい展開か。それにしてもピッチコンディションが悪い。

前半をスコアレスで折り返し、後半開始早々の3分、柏は高い位置でFWクリスティーノがDF奈良からボールを奪い、ドリブルで抜け出してハモンロペスへパス、難なく決めて先制された。0-1。

後半7分には、ディエゴオリヴェイラがハモンロペスからのクロスにきっちり合わせて追加点を奪われた。0-2。

後半25分、川崎はDF車屋からのクロスに途中出場のFW知念が飛び込みヘッドで1点を返した。1-2。

後半終了間際の45分、左サイドDF車屋からのクロスをエースのFW小林がヘッドで決めて、追いつき2-2と引き分けに持ち込んだ。

アルビレックス新潟はデンカビッグスワンスタジアムにサガン鳥栖を迎えて対戦し、後半10分、コーナキックのこぼれ球をDF小泉が決めて先制した。虎の子の1点を守り切って勝ち点「3」を奪って、この節での降格を免れた。1-0

ジュビロ磐田はエコパスタジアムで横浜F・マリノスと対戦し、前半30分に、FW伊藤ペナルティーキックで先制されるも、前半40分にFW川又のゴールで追いつき、後半20分、川又の2点目となる逆転ゴールを決めた。2-1。磐田は7試合負けがない。

ヴァンフォーレ甲府ヴィッセル神戸と山梨中銀スタジアムで対戦した。点の取り合いとなり、最後に決めたのは後半41分、FWハーフナー・マイクがこの日2点目となる決勝点を決めて2-3とヴィッセル神戸が逆転勝利を収めた。

ガンバ大阪は市立吹田サッカースタジアムでベガルタ仙台と対戦した。前半19分、FW長沢のゴールでG大阪が先制したが、仙台のMF奥埜の得点で追いつき1-1の引き分けに終わった。G大阪も仙台もこのところ勝ちがない。

セレッソ大阪はキンチョウスタジアムで大宮アルディージャと対戦し、前半31分、コーナキックからのオウンゴールで先制すると、後半10分、エース柿谷の角度のないところからのシュートが決まり2-0。後半27分、大宮はDF奥井のシュートがオウンゴールを誘い1点を返したがそのままC大阪が勝利した。大宮は前半のマテウスの一発レッドカードの退場が痛かった。これは見たところレッドはかわいそう。イエローカードで十分。相変わらず、日本の審判は下手くそ。

サンフレッチェ広島はエディオンスタジアムで浦和レッズと対戦した。広島の攻撃はさみしいものでこのところ無得点が続いている。浦和のMF長澤にゴールを決められると、そのまま敗れ得点することができず3連敗。0-1

FC東京は味の素スタジアムで清水エスパルスと対戦したが、台風の影響でピッチコンディションの悪く、どちらも得点することができず0-0のスコアレスドローとなり、勝ち点を分け合った。

これで、首位の鹿島アントラーズが勝利し、2位の川崎フロンターレが引き分けたことにより、鹿島は67、川崎が63と差が「4」に開いた。

次節(32節)は、ACLの関係で変則開催となり、11/05に鹿島アントラーズvs浦和レッズが鹿島のホームで行われる。

残りの試合は11/18であるが、もし鹿島が勝利して、川崎Fが敗れると、鹿島の優勝が決まる大事な一戦となる。

また、下位の降格争いは、最下位のアルビレックス新潟が勝利して勝ち点19とした一方で、15位ヴァンフォーレ甲府(28)、16位サンフレッチェ広島(27)、17位大宮アルディージャ(24)が揃って敗れたため、新潟は残留へわずかながらの可能性を残している。

しかし、次節の結果次第では、17位大宮、18位新潟の降格が決まる可能性がある。

我がサンフレッチェ広島も、得点力不足にあえいでおり、3連敗で降格圏にいる。ただ、ヴァンフォーレ甲府も勝ちきっていないので、淸水エスパレスとともに、まだ予断は許さない。

抜け出すチャンスはいくらでもある。

北海道コンサドーレ札幌は、降格圏を完全に抜け出してはいないが、まあ大丈夫であろう。

J1 第31節 勝敗表

J1 第31節終了時点の順位表

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