Ｊ２リーグ、第27節が８月の11日と12日に各地で行われた。
前節首位に立つ湘南ベルマーレは、V・ファーレン長崎のホーム、トランスコスモススタジアム長崎で首位と３位の上位対決に臨んだ。
湘南は前半２３分、右からのグランダーのコーナーキックをスルーし、真ん中で待っていたDF島村が合わせて得点した。０－１．
後半１３分、またもや右からのコーナーキックを、同じくDF島村が今度は頭で合わせてシュート。０－２。セットプレーから２得点を挙げ、相手の攻撃を無得点に押さえて首位を守った。
前節２位に着けているアビスパ福岡は、アウェイ、京都市西京極総合運動公園陸上競技場で京都サンガF.C.と対戦した。
前半をスコアレスで折り返し、後半もなかなか得点出来なかったが、終了近くの３９分、右サイドからのクロスを相手に当たったボールを、真ん中で待つウェリントンが素速く反応のして、ヘディングでシュートし、待望の先制点を奪った。０－１。
そのまま、相手を無得点に抑え、首位の湘南ベルマーレと勝ち点差１で追撃している。
Ｖ・ファーレン長崎は上位対決に敗れ、徳島ヴォルティスはホームで横浜ＦＣと ２－２ で引き分けたので、名古屋グランパスがホーム豊田スタジアムで松本山雅FCに元サンフレの佐藤寿人の２得点を含む ５－２ で快勝し、順位を３位に上げた。
前節も７点、今節も５点と大量得点をたたき出しているが、失点も４・２点と奪われていて、不安も感じさせる。
ブービー（カマタマーレ讃岐）とブービーメーカー（ザスパクサツ群馬）である戦いは、アウェイの讃岐が １－２ と勝利して順位を１つ上げて２０位となった。
降格争いをしているレノファ山口ＦＣは、アウェイでジェフユナイテッド千葉と戦ったが、終了間際に千葉の清武に得点を許し １－２ と敗れた。
レノファ山口ＦＣは後半に折角追いついたと思ったら、終了間際に突き放されての敗戦となった。順位を落として、いよいよ、Ｊ３降格が視野に入り奮起が期待される。
しかし、試合を見ていて全体的に「雑」な感じがする。このままでは降格やむなしとなっても不思議はない。
ガンバレ、レノファ山口ＦＣ。
