J1リーグ第22節が、先行して行われたC大阪ー浦和レッズを除いた、8試合が8月13日に各地で行われた。
前節首位に立った鹿島アントラーズは、川崎フロンターレのホーム等々力陸上競技場に乗り込んでの上位対決となった。
川崎フロンターレはエース小林はベンチスタート。前半は膠着状態が続くも終了間際の、アディショナルタイムにラッキーな鹿島のオウンゴールので得点し前半を終了した。1-0。
後半開始早々の1分、右サイドからエウシーニョがクロス、登里が繋いで阿部がダイレクトシュート。2-0 と追加点を奪った。
後半27分、今日先発出場の家長が、得意なドリブルで切れ込んでシュート。3-0。
3点目を奪って、試合を決めた。
鹿島は後半42分に1点を返したが、時すでに遅し。3-1。
大岩監督となって10試合目でのはじめての黒星敗戦となった。
2位のセレッソ大阪は7月22日に、浦和レッズとの試合に4-2と勝ちきっており、2位をキープしている。
前節3位の横浜F・マリノスは、ホームニッパツ三ツ沢球技場にて、サガン鳥栖と対戦した。
前半9分、山中のグラウンダー、シュートのこぼれ球を、ウーゴヴィエイラがゴールに流し込んで、得点を挙げた。1-0。
この貴重な1点を最後まで守り切って勝利をおさめた。
柏レイソルは、アウェイで清水エスパルスとIAIスタジアム日本平で戦い、1-4 と完勝して5位に付けている。
ジュビロ磐田は、ガンバ大阪のホーム市立吹田サッカースタジアムに乗り込み、エース同士のいざこざがあり、試合はガンバに押され気味ではあったが、中村俊輔の正確なクロスから2点をもぎ取り勝利をおさめた。0-2。
FC東京とヴィッセル神戸の中位同志の対決は、FC東京のホーム味の素スタジアムで行われ、1-0 でFC東京が勝利をおさめた。
ベガルタ仙台はホームユアテックスタジアム仙台で、今まで苦手にしていたサンフレッチェ広島を迎え、1-0 と8試合ぶりの勝利をおさめ、降格圏争いから一旦は逃れた。一方の広島は、降格圏から抜け出せずもがいている。
北海道コンサドーレ札幌とヴァンフォーレ甲府の降格圏抜けだし対決は、札幌のホーム札幌ドームで対戦したが、1-1 と引き分けて、どちらも降格圏争いから抜け出せずにいる。
大宮アルディージャとアルビレックス新潟の下位争いは、NACK5スタジアム大宮と大宮のホームで行われ、1-0 と大宮が勝利し、希望を繋いだ。一方の新潟はここで敗戦し、いよいよ降格が目の前に迫ってきた。
今節は奇しくも、上位対決、下位対決の試合が多く、首位の鹿島が敗れ、上位5チームは勝ち点差が無くなってきた。
一方の下位争いは、仙台が少し抜け出し、甲府・札幌・大宮・広島・新潟の5チームが降格圏を争う展開となっている。