J2リーグ 第37節終了時点(暫定)

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J2リーグ第37節が10月14日、15日に分けて全国各地で行われた。

前節まで首位をひた走る湘南ベルマーレは、4位に付けて自動昇格を狙う名古屋グランパスとアウェイ、パロマ瑞穂スタジアムに乗り込んで戦った。

さすがに首位と4位の上位対決は、激しい戦いで、前半開始早々の4分、名古屋のガブリエル シャビエルが先制点をあげると、湘南も黙ってはいない。

前半27分菊池のゴールで追いつくと、前半40分、またもや菊池の2点目となる逆転のゴールが生まれ、前半を湘南ベルマーレがリードして終了した。

しかし、ここで負けられない名古屋が踏ん張り、後半5分、シモビッチのゴールで同点に追いつくと、後半9分、ベテランの玉田のゴールで名古屋がついに逆転に成功した。3-2

これで、名古屋は4連勝とし、湘南は13試合ぶりの敗戦となり今節のJ1復帰はなくなり、次節以降に持ち越した。

首位の湘南ベルマーレを追う、前節2位のアビスパ福岡は、アウェイで大分トリニータと大分銀行ドームに乗り込み対戦した。

前半40分に大分の三平に先制ゴールを許し、前半を終了する苦しい戦いであったが、後半7分、ウォン・ドゥジェのゴールで早い時間に同点に追いついた。しかし、その後は逆転ゴールとはならず、結局1-1の引き分けとなり、首位の湘南との勝ち点差を詰めることが出来なかった。

前節3位のV・ファーレン長崎はホーム、トランスコスモススタジアム長崎でレノファ山口FCを迎えての戦いとなった。

前半をスコアレスで折り返し、後半19分、レノファ山口FCのレオナルドラモスに先制点を奪われ苦しい展開であったが、後半34分長崎のMF吉岡が同点ゴールを生むと、後半39分、中村の逆転ゴールを叩き込み、試合をひっくり返した。2-1

これでV・ファーレン長崎はアビスパ福岡に勝ち点差「1」と迫っている。2位と3位は自動昇格のシステムがあるので、この勝ちの重みは大きい。

モンテディオ山形横浜FCとホームで対戦し、阪野と中村のゴールで2-0と勝利した。

水戸ホーリーホックは内田の得点を最後まで守り切り、ファジアーノ岡山1-0と完封勝利して、連敗を2でストップした。

ジェフユナイテッド千葉松本山雅FCと戦いは、一方的な展開となりに前半こそ1-0であったが、後半は4-1で、結局5-1と快勝して2連勝となった。

京都サンガF.C.はホームにロアッソ熊本を迎え、田中マルクス闘莉王のオウンゴールで先制を許したが、前半のうちに同点に追いつくと、後半、その闘莉王が強烈なヘディングシュートを決めて逆転した。2-1。この得点は、DF初の通算100得点目となるゴールで、闘莉王の目立った試合で終わった。

FC岐阜はホーム、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で徳島ヴォルティスと戦い、後半に内田、岩尾にゴールを奪われて0-2と敗れた。

FC町田ゼルビアツエーゲン金沢と戦い、開始早々の5分に失点したが、19分に同点に追いついた。しかしその後はどちらにも得点は生まれずに、1-1で引き分けとなった。町田はなかなか勝てず、6試合勝利から遠ざかっている。

愛媛FCカマタマーレ讃岐と戦い、ミスから失点して前半を終了したが、後半になって、34分に小島のゴールで追いつくと、43分にが河原が逆転のゴールを決めて試合をひっくり返した。2-1。ここまで3連敗中であったが、4試合ぶりの白星となった。

ザスパクサツ群馬は、東京ヴェルディと戦った。前半スコアレスで折り返し、後半30分ついに、FWカン・スイルのゴールで先制した。しかしつかの間の38分、東京ヴェルディにペナルティエリア内でファールを与えてPKで追いつかれた。その後43分にはMF内田に逆転のヘッディングシュートを喫し、逆転されて1-2と敗れた。
これで、逆転負けのザスパクサツ群馬は、21位以下が決定した。J3リーグの行方次第ではあるが、ライセンス等の問題がなければ降格が決定する。

 第37節時点の結果表

J2リーグ 第37節 勝敗表

J2リーグ 第37節終了時点の順位表(暫定)
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