J1リーグ 第33節終了時点

シェアする

J1リーグ第33節が11月26日、29日に分けて行われた。

浦和レッズのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で、33節の川崎フロンターレとの試合が遅れた。

このAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では、10年ぶりにJリーグ勢が優勝し、浦和は歓喜に包まれていた。まずは、おめでとうと言っておきたい。

ここ数年、Jリーグ勢は良いところなく敗れ去っていた。

さて、佳境に入ってきた2017のJ1リーグも、残り2試合となり、前節まで首位をひた走る鹿島アントラーズは勝利すると優勝が決まる大事な試合であった。

また、降格争いも熾烈を極めなんとしてもJ1に残りたい選手・サポーターの意気込みが感じられる。

ベガルタ仙台は、ホームユアテックスタジアム仙台に、横浜F・マリノスを迎えて対戦した。先制点は、アウェイの横浜F・マリノスが前半5分、MF天野がペナルティーエリアの右外からの直接フリーキックで得点を上げた。
しかし、このところ調子を上げているベガルタ仙台は、セットプレーを生かして前半の19分と28分に立て続けに得点を上げて逆転した。
前半を2-1で折り返したが、後半終了間際の43分、オウンゴールにて仙台がMF天野のシュートがオウンゴールを誘って同点となった。結局2-2となり、横浜F・マリノスはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位以内の可能性はなくなった。

勝てば優勝が決まる鹿島アントラーズは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内を争う柏レイソルとホーム県立カシマサッカースタジアムで対戦した。前半こそ一進一退の場面であったが、後半は一方的に鹿島が攻め続けたが、柏のゴールキーパー中村のファインセーブ連発もあってスコアレスドローの0-0で終わり、鹿島の優勝決定はまたもお預けとなった。

J1残留をかけて、大宮アルディージャヴァンフォーレ甲府は、NACK5スタジアム大宮で残留をかけて直接対決となった。勝たないとJ2降格が決まる大宮であったが、最後まで決め手を欠いてスコアレスドローの0-0で終了した。これで、大宮アルディージャは無念のJ2降格が確定した。

まだ降格圏を抜け出していない清水エスパルスは、降格が決まったアルビレックス新潟とホームIAIスタジアム日本平で対戦した。前半こそ、清水はMF金子とFW北川のゴールで2点を先制して折り返したが、後半になると一転して新潟が、後半26分からわずか20分間に3ゴール(MFホニ・MF加藤・MF酒井)を奪って、逆転した。結局2-3で新潟が勝ち、清水はホーム最終戦でのJ1残留はできなかった。

ガンバ大阪は、ホーム市立吹田サッカースタジアムで北海道コンサドーレ札幌と対戦した。前半をスコアレスで折り返し、後半27分、札幌はこのところ好調を維持しているFWジェイが、コーナーキックからヘッドで先制点を奪って先制し、このまま終了して0-1と札幌の勝利となった。

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内を狙うセレッソ大阪は、ホームのヤンマースタジアム長居でヴィッセル神戸と対戦した。前半11分、アウェイの神戸MF渡邉がゴール前で落ち着いてシュートを決めて先制した。しかし、前半41分、エースのFW杉本の得点で追いつき前半を1-1で折り返した。後半22分、コーナーキックからDFマテイ・ヨニッチが頭で決めて逆転し、後半42分には、またもやエースFW杉本が、得点ランキング単独トップとなる22点目をあげ勝利して、3位以内を確定させた。

5年で3度の優勝をしたサンフレッチェ広島は、まだJ1残留が確定しておらず、ホームエディオンスタジアム広島での最終戦にFC東京と対戦した。前半終了間際の45分、MFフェリペ・シウバのシュートを、MF柴﨑がコースを変えて先制した。前半を1-0でリードしたが、後半14分コーナキックからDF山田のヘッドで追いつかれた。1-1。
しかし、後半21分、MF稲垣が落ち着いた技ありのゴールで勝ち越し2-1とした。このまま東京の反撃を抑えて勝ち点『3』をあげたところに、ヴァンフォーレ甲府が引き分けたため、嬉しいホーム最終戦で残留を決めた。

サガン鳥栖は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏の可能性をわずかに残すジュビロ磐田とホームベストアメニティスタジアムで対戦した。開始早々の前半1分にオウンゴールで磐田が先制して、前半を折り返すと、後半11分、ファーサイドでこぼれ球に反応したFW川又がゴールに蹴り込んで追加点を上げ、結局0-2と磐田が勝利した。しかし、残念ながら3位圏内には入ることが出来ず4位以下が確定した。

浦和レッズ川崎フロンターレの試合は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦の関係で29日に戦うこととなった。
何としても勝って、最終戦での逆転優勝を狙う川崎は、前半14分、MF家長が右サイドを2人の守備をかわしてドリブルで駆け上がり、アーリー気味のクロスにエースFW小林が合わせて先制点を挙げた。この前半にあげた1点を最後まで守り切り、0-1と川崎は勝利をおさめた。最終戦での優勝の可能性を残した。

これで第33節の全試合が終わり、首位の鹿島アントラーズは引き分けて優勝は持ち越しとなり、最終節での決定を待つこととなった。川崎フロンターレは望みを繋いだ。

セレッソ大阪は勝利をおさめて3位以内を確定させた。一方、サンフレッチェ広島は勝利して残留を決め、大宮アルディージャはJ2降格が確定した。

J2降格となる後1つのクラブは、清水エスパルスとヴァンフォーレ甲府が争うこととなった。

J1リーグ 第33節 勝敗表

J1リーグ 第33節終了時点の順位表

クリック、お願いします。
         
スポンサーリンク

シェアする

フォローする