J1に昇格するための最後の昇格枠をかけての戦いが始まった。
11月26日(日)
アビスパ福岡 vs 東京ヴェルディ えがお健康スタジアム
名古屋グランパス vs ジェフユナイテッド千葉 パロマ瑞穂スタジアム
結果から言えば、上位クラブの勝利となった。
1位と2位は自動昇格、3位から6位迄の4クラブによる、一発勝負のトーナメント。
3位:名古屋グランパス
4位:アビスパ福岡
5位:東京ヴェルディ
6位:ジェフユナイテッド千葉
上位クラブには、「引き分けでも」というアドバンテージこそあれ、最初から引き分け狙いというわけにはいかず、厳しい戦いが待っている。
しかし、終盤になれば、当然引き分け狙いで、守備を固めるという戦い方もあろう。
まずは名古屋vs千葉
ここが特に注目されたのは、佐藤家の「双子対決」。
寿人(名古屋)対勇人(千葉)、軍配こそ名古屋グランパスの寿人の勝利となったが、勝者がいれば、必ず敗者がいる。
勝者と敗者は紙一重ではないか。
両人はともに先発であり、前半23分には勇人を寿人がファウルで止める場面もあったようだ。
あまりにも厳しい過ぎる戦いか?
J1昇格枠は残り1つしかない。
試合は前半に千葉が先制するも、自力に勝る名古屋は、後半立て続けに3点を奪い、終了間際に1点を返されたが、アディショナルタイムにまたもや名古屋が追加点を取り、結局4-2で名古屋の勝利となり、ひとまず、佐藤寿人所属の名古屋は次に進む事が出来た。
福岡 vs 東京
雨の中での試合で、前半14分、アビスパ福岡は前線からの守備で、FWウェリントンが、懸命に追いかける守備でボールを奪取し、それをMF山瀬が豪快にシュートを決めて先制点を奪った。
前半を1-0でリードされている東京ヴェルディは、勝たないことには次に進むことが出来ないので、サイドから攻撃を仕掛けるが、福岡のラインコントロールを重要視した守備に、最後まで得点を上げることが出来ずに、結局1-0でアビスパ福岡の勝利となった。
決勝は12月3日、名古屋グランパスのホームで行われる予定である。
昨今のJ2は、レベルの差があまりなくて、J1降格クラブが、次年度に必ず昇格できるほど甘くなくなっている。
さて、今季の新潟、大宮、(甲府or清水)は、1年で戻ってくることが出来るのか。
J1経験クラブの松本山雅なども、1年での復帰は出来ていない。
さて。