あけましておめでとうございます。
本日(2018/1/1)、第97回天皇杯決勝が行われた。
試合会場は埼玉スタジアム2002にて、14:40から4万2千人以上を集めての試合であった。
セレッソ大阪 vs 横浜F・マリノス
この戦いは、昨年のシーズンにおいて、すべての試合でセレッソ大阪が、横浜F・マリノスを破っていた。
このままセレッソ大阪が勝ちきるのか、横浜F・マリノスが雪辱を果たすのか?
メンバーとして、セレッソ大阪では、FW杉本をケガで欠き、同じくFW柿谷も左足のケガをかばっての出場であり、横浜F・マリノスもまた、FW齋藤学を長期離脱で出場できていなかった。
両クラブとも、エースを欠いての試合で、不安もあったであろう。
試合は開始8分に動いた。
横浜F・マリノスの下平が、左サイドからの、アーリークロスを、FW伊藤翔が胸でトラップして抜け出し、そのままゴールネットを揺らし先制点をあげた。 0-1。
このまま前半を横浜F・マリノスのリードで終了した。
守備の堅いマリノスとしては、守ってカウンターを仕掛ける絶好の流れではないか。
しかし、後半20分、C大阪のMF水沼がミドルシュートを打つと、ゴールキーパーにはじかれたが、そのこぼれ球にFW山村が反応して、難なく追いついた。1-1。
横浜は肩を落とし、C大阪は勢いづいたように感じた。
このまま後半も終了して、延長に突入となった。
延長前半5分、C大阪は左サイドから、FW山村がふわりとGKの頭を越えるクロスをあげると、ファーサイドの走り込んだ、MF水沼が頭で合わせて逆転となる、決勝ゴールを奪うこととなった。2-1。
このまま試合は終了して、セレッソ大阪は2冠となる優勝を決めた。
C大阪は昨シーズンまでJ2で戦っていたのが嘘のように躍動していた。
Jリーグも3位をキープして終了し、カップ戦とこの天皇杯を制してのシーズン終了で、いま1番勢いのあるクラブかもしれない。
セレッソ大阪の尹晶煥監督(44)の厳しい走り込みが、功を奏したのであろうか。
今回活躍した、水沼は鳥栖時代からの選手で、親父さんとよく比較されるが一歩近づいた。
また、FW山村は元々、ボランチやDFの経験が多い選手であったが、2列目やFWとして大活躍し、ここまでC大阪を引っ張ってきた。
この試合でも、逆転するとFW山村をDFの位置に下げて、守備を固めた。
素晴らしい選手である。
本当に、C大阪はタレント揃いになってきたものだ。
ここで最後に、サンフレッチェ広島の今シーズンを簡単に占ってみよう。
監督:城福浩
・パスサッカーを標榜しているが、実績はあまりない。
(FC東京で、ナビスコ杯を制した。:J2ヴァンフォーレ甲府をJ1昇格させた。)
しかし、翌年はパットした成績を残せずに終わる。
ムービングフットボールで、ポゼッションサッカーらしい?
サンフレでは、3バックなのか4バックなのか??
今季加入する主な選手は、
FW
・パトリック(延長決定)
・渡大生(徳島ヴォルティス)
・ティーラシン(タイ代表)
MF
・川辺(磐田)
DF
・馬渡(徳島ヴォルティス)
・吉野(京都)
・和田(大宮)
逆に主な放出選手は
FW
・皆川
MF
・丸谷
・茶島
・ミキッチ
DF
・大谷
・椋原
・川崎
さてさて、4バックにすると、中央は(水本・千葉)であろうが、両サイドに誰を使うのか
(野上・佐々木・丹羽)のDFは皆センターバック要因の気がする。
ボランチは人材豊富になってきたが(青山・森崎和・川辺・稲垣 等)をどう配置するのか?
前線は(パトリック・工藤・渡・ティーラシン・柏・柴崎・フェリペ・森島)どう組み合わせるのか?
自分が考えるのに、やはり3バックでいくしかないのか?
アンカーを置いて、サイドハーフに運動量の多い(川辺・稲垣)あたりを配置しても面白いか。そうなると4バック??
前線は、故障がちのパトリックしか1トップを張れる人材はいないか?
取って代わって渡・ティーラシンが出来るのか?
その後ろに柏・柴崎・フェリペ・森島あたりか?
どちらにしても、絶対的な選手はいないこととなる。
昨シーズン始まる前までは、優勝候補の一角であったのに、蓋を開けると降格争い。
まあ、我々サポーターが監督となって、配置選手を考えるのは面白いことである。