ヴィッセル神戸にかろうじて勝ちきった試合

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11月18日(土)、J1リーグ32節が久しぶりにあり、前節16位に沈んでいる、我がサンフレッチェ広島はヴィッセル神戸のホーム、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われた。

休み明けで久しぶりのJリーグで、練習時間もたっぷりあっただろう。

芝の張り替えの問題で、ここ(神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)での試合らしい。

相手の神戸は、ルーカス・ポドルスキーとハーフナー・マイクと、長身のFWをそろえて高さで勝負するのか。

一方、サンフレッチェ広島は、1トップにアンデルソン・ロペスを、フェリペ・シウバを2列目にスタメンで配置していた。

また、DFの両サイドバックに、椋原、高橋がスタメンに連ねていた。

神戸はさしたる目標もなく、相手としては戦いやすいのではないか。

試合は、前半17分、フェリペシウバと柴崎のパス交換から、左サイドを駆け上がった高橋にパスをつなげると、ペナルティエリア左から折り返すと、ゴール前に走り込んできたMF稲垣がうまく頭で合わせて先制した。

しかし、27分に左ペナルティエリア手前でパスを受けた渡邉が、そのまま右足を振り抜いて鋭いシュートがゴール右に決まって同点に追い付かれた。

しかし、いくら渡邊がうまく打ったとはいえ、この失点は情けない。

ずっと、3バックでやっていたので、4バックになってセンターとサイドの連携が悪い。

また、大きなサイドチェンジをされたときも、4枚のDFがサイド側によっているので、逆のサイドが薄くなり危ないシーンがあった。

どちらにも、シュートシーンはあったが、ゴールに結びついたのはこの1点づつで、前半戦を終了した。

後半も、チャンスこそあれ、決めきることができず、モヤモヤする時間帯が続いた。

30分に、柴崎→パトリックに交代して、その2分後の32分、アンデルソンロペスから右サイドを駆け上がってきた椋原が、アーリー気味にクロスを入れると、ファーサイドでパトリックがヘディングシュートを放ち、これがゴール右に決まって勝ち越しに成功した。

このまま決定的なシーンもなく、終了して勝ち点3をもぎ取った。
1-2

3試合ぶりの得点であったが、神戸の状態はよくなかったようなかんじだ。

今日の試合なら、3点から4点は取ってもいい流れであると思う。

いつも言っているが、少しずつパスの位置がずれているし、シュートは大きく外しているのは、今シーズンの試合で見慣れてしまったか?

今のメンバーであれば、サイドからの攻撃からしか点は取れない。

ましてや、中央を崩すなんてありえないかも。

しかし、1点目はまだしも、2点目はアーリー気味で、パトリックの体の強さを生かした得点で、いいDFであったなら、得点は生まれていなかったかもしれない。

しかし、変速3バックの時に指摘した、2列目の動きは、柏・フェリペ・シウバが、ポジションチェンジしながらの攻撃でよくなったように感じる。

ヤン・ヨンソン監督になってずっと、このブログで言っているとおり、クロスをあげる位置が浅い。もっと、深くまでえぐってからのマイナス気味のクロスがほしい。

(カウンターの時はアーリーでもいいが)

なぜなんだろうか、守備の意識があるから、サイドバックを深くまでいかせたくないのか?

わからない。

しかし、これでヴァンフォーレ甲府が敗れたため、ようやく15位に浮上できた。

あと、2試合であるが、まだ油断は許されない試合が続く。

33節 広島 vs FC東京
34節 柏 vs 広島 (最終節)

あと2試合、2連勝して文句なしの残留を望む。

クリック、お願いします。
         
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