J1リーグ 第8節
J1リーグ第8節が、2018.04.14(土)、04.15(日)両日に全国で行われた。
まだ、連戦は続き、走行距離が公表されるが、気になるところである。
4月14日(土)
鹿島 - 名古屋
2-0 鹿島アントラーズの勝利
前半10分、鹿島のDF昌子からのパスをMF土居→FW鈴木とつないで、鈴木がドリブルで左に流れて、中央に折り返すと、ゴール前に走りこんできたエースFW金崎が相手DFと競り合いながらゴールに流し込んだ。1-0。
後半43分、鹿島のFW金崎が最前線で相手DFにプレスを掛けると、こぼれ球に反応したFW山口が素早く前に出すと、それに反応したFW金崎が相手GKと1対1になり、シュートを決めた。2-0。
柏 - 札幌
1-2 北海道コンサドーレ札幌の勝利
前半9分、柏はペナルティエリア手前の中央から、左サイドのMFにパスし、そのままドリブルでペナルティエリア左に運び、カーブを描いてゴール右端に先制した。1-0。
前半13分、札幌は右サイドでパス交換をし、MF三好が左足でクロスをあげると、ゴール中央でMF宮吉のヘディングシュートで同点に追いいた。1-1。
後半42分、札幌はFW都倉が左サイドに流れて、サイドチェンジしボールを受けたMF三好が、ペナルティエリア内でねばってから、柔らかいクロスをあげると、走りこんできたFW都倉が相手DFと競り合いながら、頭一つ抜け出しゴールして逆転した。1-2。
長崎 - G大阪
3-0 Ⅴ・ファーレン長崎の勝利
前半18分、長崎は相手ゴールキックを右サイドから、MF澤田が抜け出して、ペナルティエリア右から、素早くグランダー気味のクロスを相手DFとGKの間に出すと、走りこんできたFW中村慶がファーサイドからゴールに流し込んで先制した。1-0。
後半3分、長崎は右サイドペナルティエリア付近でパス交換をしながら、エリア内からMF中原がシュートを打つが、これはGKにセーブされ、こぼれ球にゴール前で反応したMF翁長が混戦の中を、ゴールに流し込んで追加点をあげた。2-0。
後半18分、長崎は前線からプレスをかけて奪ったボールを、MF中原がゴールキーパーの東口の体制が整わないうちに素早くミドルシュートを放ち、決定的な3点目を奪った。3-0。
下位同士の対戦は、新興勢力のⅤ・ファーレン長崎が古豪のガンバ大阪を破った。
ガンバは最下位に沈んでいる。
C大阪 - FC東京
1-0 セレッソ大阪の勝利
最近好調な両クラブの対戦であったが、前半をスコアレスで折り返した。
後半29分、C大阪はセンターサークルあたりで競り合ったボールに、FW高木が反応して走り込むと、相手GK林とDFチャンヒョンスの連係ミスをFW高木が奪い取って、誰もいないゴールに流し込んで、先制し勝利を収めた。1-0。
仙台 - 川崎F
0-0 引き分け
今季好調なベガルタ仙台ではあるが、川崎フロンターレになかなか勝てず、4年ぶりの勝利を目指すことになった。
ぜひともここは、昨季の王者を破って首位広島に食らいついて行きたい試合である。
両クラブとも、チャンスはあったが最後までゴールを割ることができずに、スコアレスドローで、勝ち点「1」を分け合った。
4月15日(日)
横浜FM - 神戸
1-2 ヴィッセル神戸の勝利
前半をスコアレスで折り返し、後半13分、横浜FMは自陣からカウンターで、MFダビド・バブンスキーが長い距離をドリブルで持ち上がり、左サイドのMF天野にパスすると、中央に折り返し、中央へ走り込んだFWオリヴィエブマルが、トラップミスのような形になりながら、ゴールキーパーの横を抜きシュートを決めて先制した。1-0。
後半23分、神戸は自陣からのロングパスに、FW大槻がオフサイドギリギリで抜け出して、でダリサイドから、中央にグランダーのクロスを出すと、ニアに走りこんできたMF三田がシュートして同点に追いついた。
後半34分、神戸はDFはインターセプトし、カウンターから、FW大槻が中に切れ込み、右に流れ込んだFW渡邉にパスし、シュートをきめて逆転した。1-2。
横浜FMのパスサッカーは、ボールを失ったときにカウンターを食らいやすい。
磐田 - 鳥栖
1-0 ジュビロ磐田の勝利
前半をスコアレスで折り返した。
後半12分、磐田は、ドリブルで持ち上がったDFギレルメとDF新里がパス交換で左サイドを突破し、敵陣深い位置からDFギレルメがマイナスのクロスを出すと、ペナルティエリア中央でフリーのMF松浦が、右足で合わせ、シュートして、先制点をあげた。1-0。
ジュビロ磐田は今シーズン、得点不足で苦しんでいたが、無失点に抑えて勝利した。
浦和 - 清水
2-1 浦和レッズの勝利
前半23分、浦和は、MF長澤からパスを受けたMF柏木が、ワンタッチで左サイドのMF菊池にパスすると、ドリブルで敵陣深くまで進みクロスをあげると、中央で待つFW興梠が頭であわせて豪快なヘッドで先制点をあげた。1-0。
前半29分、浦和は、右サイドのハーフウェーライン付近でパスを受けたMF橋岡は、右サイドをドリブルで縦に進み、ペナルティエリア右サイドからクロスをあげると、タイミングよくFW興梠が飛び込んできて頭で合わせ、今日2点目となるゴールを決めた。2-0。
後半9分、清水は左サイドからMF石毛がファーサイドへ高いクロスをあげると、FWクリスランが頭で落として、走りこんできたMF金子があわせて1点を返した。2-1。
湘南 - 広島
0-2 サンフレッチェ広島の勝利
首位を独走する、サンフレッチェ広島は堅い守りから、前半はカウンター、相手が疲れてくる後半はパスサッカーで勝利をもぎ取っている。
後半6分、広島は、MF柴崎が左からのコーナーキックを蹴ると、パトリックが頭で決めて先制した。0-1。
後半35分、広島は、MF川辺が右からのコーナーキックを蹴ったが、跳ね返され相手が、ボールをつなごうとしたところを、MF青山がカットしてクロスを入れると、またもやFWパトリックが頭であわせて追加点を奪った。0-2。
ここまでの順位表
サンフレッチェ広島は、負けなしの7勝1分けとして、首位を独走している。
まだ早いが、勝ち点「22」とし、2位との勝ち点差は「7」となっている。