今季、ミスが重なって初黒星となった試合
2018年4月25日(水)、平日の夜に、首位サンフレッチェ広島と、2位のFC東京の頂上対決が、味の素スタジアムで行われた。
まるで、最終戦かのように19:00に一斉に始まった。
対 FC東京戦
前半戦
連戦を考えての、メンバーを替えながらの試合であったのだが、開始早々の前半2分、東京のFWディエゴ・オリヴェイラが、ペナルティーエリアにドリブルで持ち込むと、DF佐々木の足がかかって、PKの判定となった。
ペナルティーキックは、そのFWディエゴ・オリヴェイラが、フェイントをかけタイミングを外しながら、ゴールに流し込んで、先制点を許してしまった。1-0。
これは、まあ仕方がないと思ったが、そのあとがいけなかった。
前半8分、今までの戦い方になかった、前半の早い時間に、後ろからつないでボールを回していたが、自陣でパスカットされたボールは、運悪くFWディエゴ・オリヴェイラの足元にわたった。
落ち次いでキープし、FW永井が走りこんで難なく決めて追加点を取られた。
前半に1点でも返せればよかったのだが。
これまで、9試合で2失点であったのが、前半を終わって2失点。
後半戦
後半6分には、東京のカウンターが決まる。
センターサークルの後ろから、MF高萩がFWディエゴ・オリヴェイラに浮き球のスルーパスを送ると、ドリブルでペナルティーエリア右サイドまで運び、ゴール左へ流し込まれた。
これで、決定的な3失点目。
万事休す!!
後半15分にMF川辺のスルーパスに、FWパトリックが抜け出し、シュートを打つが、GKにはじかれ、再びパトリックがシュートすると、今度はDFがはじき出した。
はじき出したボールに、MF稲垣が走りこんでねじ込んだ。3-1。
その後も、怒涛の攻めを始めたが、守りを固めたFC東京の陣を崩すのは、難しかった。
最後はパトリックが少し、イライラしていたように思えた。
最後に
ここまでの戦い方とは、明らかに変えてきたのか?
いつもなら、相手のバックスのラインを下げるためにも、パトリックの頭を狙ってロングボールを入れ、相手の守備のラインを下げるのが当たり前であった。
相手のラインの上げ下げで、疲れを誘ってから後半勝負で、ボールを動かしながら攻めるパターンができなかった。
2位のFC東京であったので、これをたたいておけば、後々楽になるので、変な色気が出たのか?
まあ、いつかは連勝が途切れはするのでしようがないが、この試合はいつになくおかしかった。
連戦の疲れもあってスターティングメンバーも、替わらざるを得ないのも重なったのだろう。
しかし、この後が大切!
この敗戦は、次節に引きずらないように、次は泥臭くてもいいので勝っておきたい。
再びアウェイで、Ⅴ・ファーレン長崎との戦いが待っている。
期待しますよ、城福監督!!