清水相手に2-0と完勝
ゴールデンウイークの真っただ中の5月2日(水)、雨が激しく降る続く中で、清水エスパルスと、ホームエディオンスタジアムで対戦した。
久しぶりに、GWを利用して郷里に帰ったので、スタジアムに応援することにした。
日頃の行いが悪いのか、朝から雨が降り続いている。
しかも、開始時間が19:30とは、帰りがつらい。!
しかし、久しぶりの試合会場で、わくわくしてエディオンスタジアムに行ったが、ここは一部の席しか屋根のないスタジアム!!
今回は、SA席のチケットであったので、ギリギリ屋根のある席であったのだが、屋根の下でも席が濡れている。
そう、「雨漏り」がひどいのである。席はビシャビシャ。
関係者各位に強く言いたい。
早く新スタジアムを作ってくれ!
交通の便は悪いし、雨漏りはするし、席の椅子はぼろいし。
こんなんじゃあ、いくらサンフレッチェが強くとも、スタジアムに足を運ぶのは、本当に「コア」な客しか来ない。
初めて観戦に来た人であったら、「2度といかない」と言うと思うよ。
対 清水エスパルス戦
さて、スタジアムの悪口(ではない、事実)を言ったが、ピッチは最高に仕上げてあった。
朝からあの雨では、当然水たまりがあり、「今日の試合はロングボール合戦かな」と思っていたが、どっこい、水たまり一つない素晴らしいピッチ上に見えた。
前半戦
今日先発FWはパトリックと工藤。
前半3分には、左コーナーキックに、DF野上がニアに走りこんで、頭でつないでファーサイドに、MF稲垣とFW工藤がなだれ込んだが少しだけ届かなかった。
練習通りの形であろう。
13分、パスミスをカットした清水のMF河井がドリブルで持ち上がり、右を駆け上がってきた、DF飯田がグランダーのシュート。
何とかGK林が手に当てて難を逃れた。ピッチが滑る中、いいシュートでいいセーブである。
前半17分、今度は相手陣内高い位置でMF青山がパスカットして、すぐさま、右サイドに走るMF柴崎に送ると、フリーで中央へ折り返した。
これが、ラッキーなことに、相手キーパーが足でクリアしたが、詰めていたFWパトリックに当たりゴールとなった。1-0。
前半20分、右からのコーナーキックは、ショートコーナーで、柴崎と青山がパス交換して、右サイド深くから、マイナスのクロスに、DF水本がスルーし、後ろからDF野上がシュートを放つが、相手GKの手に当て、サイドバーにもはじかれて得点にはならなかった。
いい攻撃パターンで、野上もいいシュートであった。
前半終了間際の45分には、FW工藤が前でボールを奪い、左サイドを駆け上がるMF柏にパスすると、得意なドリブルで左エリア内からシュートを打つが、右に流れた。
これも、パス気味のシュートであったので、FWの工藤、パトリックが少しだけ届かなかった惜しいシーン。
サンフレッチェ広島は調子がいいが、FWの工藤には何としても得点を取ってほしい。
後半戦
後半10分、右サイド中央付近からMF柴崎が運び、大きくサイドチェンジすると、MF柏が左サイドから、ドリブルで中に切れ込みシュートすると、きれいなカーブを描いてゴールに吸い込まれた。2-0。
なんと、柏は今季初ゴールで、昨年の夏以来の得点だそうだ。
このシュートシーン(左サイドから中に切れ込む)は何度も見たが、得点は無かったんだなとあらためて思った。
いつ見ても、柏のドリブルは切れがあって見ごたえがある。
その後、清水エスパルスに攻め込まれるシーンが多かったが、「これは」というシーンはあまりなかったように思える。
しかし、最後のほうは、足が止まったのか、ラインはずるずると下がり、中盤から前の選手のプレスが効かずに、押し込まれ、セカンドボールも拾えなくなっていった。
後半終了直前には、相手MF竹内にドリブルでセンターサークル付近から、ペナルティーエリアそばまでドリブルで運ばれて、クロスアあげられて、FW鄭大世にシュートを打たれたが枠は外れていた。
決定的なシーンであった。
しかし、最後までDF陣が体を張って守り切り勝利を収めた。
最後に
今日の試合ができるのも、昨年苦しんだ時に、相手監督の「ヤン・ヨンソン氏」が何とか残留に持ち込んでくれたからだ。
昨年のヤン・ヨンソン監督の戦い方には、いろいろ文句も言ったが、最終的にはきっちり残留という、最低限でかつ大きな仕事はやり遂げてくれた。
まずは、お礼を言いたい。
これでホームでは負けなしの12戦10勝1分け1敗(勝ち点31)となった。
w杯の関係で、過密日程が続くが、サンフレの快進撃は止まらない。
FC東京にこそ、敗れたものの、次の試合をきっちりものにして、今日に臨み、また連勝となった。
次節は、5月6日(日)、対神戸戦がまっている。
まだ、帰省中なのでもう一度観戦したいものだ。