J1リーグ第23節が、8月19日・20日に各地で行われた。
前節首位の鹿島アントラーズは、ホーム 県立カシマサッカースタジアムで清水エスパルスとの試合に臨んだ。
前半17分、レアンドロのドリブル突破から得点し 1-0。
その後もゲームを支配しながらの戦いで、両サイドバックの活躍でホールも保持しながら安定感のある強者の試合運びである。
なおかつ、後半終了間際の42分、エース金崎が追加点を獲得して試合を決めた。2-0。
難なく試合をコントロールしながら、首位を守った。
鹿島を追う、前節2位のセレッソ大阪は、アウェイのヤマハスタジアム(磐田)でジュビロ磐田との戦いに挑んだ。
前半37分、良い時間帯に水沼のクロスに、中央で杉本が足で合わせてのシュートは決まる。
1-0。
このまま逃げ切りを図ったが、後半41分、右からのコーナーキック。中村俊輔ショートコーナを川辺に預け、再び中村からのクロスに川俣が頭で合わせて同点に追いついた。1-1。
セレッソ大阪は惜しい試合を同点にされ、勝ち点1は拾ったが首位とは引き離された。
横浜F・マリノスはアウェイのノエビアスタジアム神戸で、ヴィッセル神戸と戦った。
前節3位に浮上してきた横浜は12試合連続無敗と安定した戦いを続け、この試合に勝てば2位に上がるチャンスであったが、0-0 とスコアレスドローで、勝ち点1にとどまった。
一方、神戸は16日にネルシーニョ監督の退任が決まり、吉田ヘッドコーチの采配で試合を進めた。また、FWルーカス・ポドルスキやFWハーフナー・マイクを獲得して、浮上を狙っていたが、それもままならず11位のままとなった。
川崎フロンターレはホーム等々力陸上競技場に北海道コンサドーレ札幌を迎えての試合に臨んだ。
雨の中でのパスサッカーが難しい中、前半13分、こぼれ球に反応した中村憲剛の得点で先制した。1-0。
後半30分、左から登里のグラウンダーのクロスを小林がニアサイドで合わせて2-0とした。
終始、試合を支配して札幌に何もさせない展開であったが、後半35分、ゴールキーパーのミスに乗じて1点を返したが、試合をひっくり返すほどの展開ではなく、このまま逃げ切り勝ち点「3」をもぎ取って上位に食い込んでいる。2-1。
柏レイソルは、ガンバ大阪の市立吹田サッカースタジアムホームに乗り込んでの戦いにのぞんだ。
後半23分、鋭い伊藤のドリブルで、ゴールをこじ開けて先制した。0-1。
そのまま試合は終了した。ガンバはどうもホームが苦手なのかもしれない。
浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002でFC東京との試合で、雷雨の影響を受け試合開始が1時間遅れた。
前半17分、興梠の得点で先制した。1-0。前半22分には橋本の得点で一旦は同点に追いつかれたが、前半30分、またもや興梠が決めて2-1とし勝利をおさめた。
興梠は今季15得点で得点ランク単独首位で得点王まっしぐらである。
サガン鳥栖はベストアメニティスタジアムで、大宮アルディージャに3-0と完勝した。
大宮アルディージャも、降格圏での戦いが続いており、ウカウカしていられない。
ベガルタ仙台はアウェイのデンカビッグスワンスタジアムで、最下位に沈むアルビレックス新潟に1-2と勝ちきり、降格圏争いから抜けきったか。反対に、新潟はなんとなく降格が決まったような感じがする。
サンフレッチェ広島はホームにヴァンフォーレ甲府との、降格圏抜けだす為の試合に臨み、今季ホーム初勝利を 1-0 ともぎ取り、J1残留争いに望みを繋いでいる。
コメント
「優勝」が見えるのは、マリノスくらいまで、というような状況になってきているかな?
勝ち点40台に乗っていないと、厳しいと思いますね。そして、下位争いは、甲府以下はほぼ、残留争いに巻き込まれている状況ですね~。