J2リーグ第35節が9月30日と10月1日に、全国各地で行なわれた。
前節首位を走る湘南ベルマーレは、ホームにツエーゲン金沢を迎えて戦った。
前半開始早々の1分に、山田のゴールで先制点を奪うと、前半32分に追加点を奪って前半を終了した。2-0。
後半9分にも3点目の追加点を奪い、この試合の流れをつかんで、後半21分に1点を返されたが、後半24分には4点目となる得点を決め、勝利をつかんだ。4-2。
湘南ベルマーレは11試合負け無しで、優勝へとひた走っている。
前節2位につけているV・ファーレン長崎は、アウェイの地、NDソフトスタジアム山形にて、モンテディオ山形と対戦した。
山形はボール支配率で上回ったが、ゴールキーパーのファインセーブもあり、両チームとも最後まで得点を奪うことが出来ずにスコアレスドローで終えた。0-0。
山形は8試合勝ち星はなく、長崎は自動昇格の2位を守ることが出来なかった。
前節3位のアビスパ福岡はレノファ山口FCをホーム、レベルファイブスタジアムに迎えて戦った。
前半15分、ペナルティエリア内で倒されPKを奪い、これを決めて先制点とした。前半18分、松田のヘディングシュートで追加点を奪い前半戦を終えた。2-0。
後半終了間際のアディショナルタイムに山口のパスワークから1点を失ったが、時すでに遅しでこのまま終了し、福岡は、久しぶりのホームでの勝ち星となった。2-1。
これでアビスパ福岡はV・ファーレン長崎を抜いて2位に浮上した。
水戸ホーリーホックは0-1と、松本山雅FCに敗れた。
京都サンガF.C.は2-0でジェフユナイテッド千葉を破り、9試合ぶりの白星を得た。
ファジアーノ岡山はホームで大分トリニータに0-3と大敗した。
カマタマーレ讃岐と徳島ヴォルティスはスコアレスドロー(0-0)で勝ち点を分け合った。
ザスパクサツ群馬と横浜FCは1-1で痛み分けとなった。
東京ヴェルディとFC町田ゼルビアは3-1でヴェルディの勝利となった。
FC岐阜と名古屋グランパスは点の取り合いで名古屋が勝ちきった。2-6。
ロアッソ熊本と愛媛FCは前半を制してそのまま熊本が快勝した。2-1。
J2リーグも残り7試合となり、優勝は湘南ベルマーレでほぼ間違いないだろう。自動昇格の2位争いは、福岡、長崎で激しく争っており、それに名古屋、松本山雅、横浜FCが食い込めるのか。?
J1昇格プレーオフ出場圏内の6位は、まだかなりのチームが可能性を秘めている。
一方、J3降格はザスパクサツ群馬はほぼ確定か、レノファ山口FCも、かなり苦しい戦いを続けている。