3月10日(土)、県立鹿島サッカースタジアムと言う苦手なアウェイの地で、王者鹿島アントラーズに挑んだ。
J1リーグ3節
ここまでJリーグ開幕3連勝、かつ、ルバンでも勝利して、公式戦4連勝で勢いがある。
ここで流れを止めたくないところであるが、苦手なアウェイで王者鹿島!。
いやな相手である。
前半戦
前半は一進一退で、危ないシーンもあった。
前半3分には、水本のクリアミス(空振り)に、詰めていたペドロジュニオールがペナルティエリア内でGK林と1対1になったが、林が止めて、難を逃れた。
その後も、鹿島はボールを回しながら、広島はショートカウンターを中心に試合を進めた。
前半はスコアレスで折り返した。
後半戦
後半6分、広島は右サイドのゴールラインまで川辺が運び、クロスをあげたが相手MFF三竿が一旦は阻んだ。
三竿が縦に繋ぐパスをDF和田がペナルティーエリア内でカットすると、フェイントをいれて、ボールを右足に持ち変えると、右端にシュートを蹴り込み、先制点をあげた。
和田は移籍してから、初のゴールが値千金の得点となった。0-1。
鹿島はFWをペトロジュニオールからFW鈴木に代え、広島もFWティーラシンをMF柴崎に代えた。
すると、その鈴木が後半19分、右サイドからペナルティーエリアに切れ込み、DF佐々木がかわされて、後ろから倒してしまいPKの判定となった。
キッカーは、エース金崎。
これをGK林が止めて、大殊勲。
林は、相手金崎が蹴る直前まで、動かず我慢し右に飛んではじき返し、失点を防いだ。
その後は、ほぼ一方的に攻められて、何度か危ないシーンもあったが、最後まで持ちこたえて無失点に抑えた。
アディショナルタイムは5分と長かったが、最後まで集中力は切れていなかった。
最後に
これで、開幕3連勝で暫定首位となった。
ホーム開幕戦に勝利し、強豪浦和・王者鹿島と立て続けにアウェイに乗り込んで、これらを破ってのここまでの成績はたいしたものだ。
開幕前には、城福監督?? とか 足立強化部長?? とかあって、自分も??であったが、なんといいスタートを切ったものだ。
しかし、「勝って兜の緒を締めよ」の教訓通り、まだ本物ではないと思う。
昨年は、開幕から運にも見放されていたが、このシーズンは運も味方にしていると思う。
城福監督は、まだ守備形作りだそうで、攻撃の形はまだ今かららしい。
たしかに、守備のラインは明らかに昨年より高く、最終ラインとボランチのところのバイタルエリアを狭く保っている。
最終ラインの上げ下げが、前線の守備と一体になっているので、相手にスペースを与えていない。
肝心の攻撃は、ショートカウンターかパトリックの頭を狙ってのロングボール。それをすばやい出足で拾ってすばやく攻める。
よって、ボール支配率は大体、相手60%=サンフレ40%位である。
あとは、遅攻のパターンをどのように作り上げていくか。
城福監督の手腕にかかっている。ガンバレ!
さて、次試合は、ルヴァンを挟んで、ホームにて対磐田。
この勢いで連勝を積んで欲しい。