ヤン・ヨンソン新監督はJリーグ2試合目のヤマハスタジアムへ乗り込んでの、ジュビロ磐田との戦いであった。
前半は開始から、やや磐田のペースでセカンドボールはほとんど拾うことが出来ずに、苦戦しての戦いであった
その流れで前半14分、磐田の10番を背負う中村俊輔が、右サイドからドリブルでサイドバックの高橋の股を抜き去り、追いかけてきた高橋にペナルティエリア内で倒されてPKを与えてしまった。
前半16分、PKはステップをほとんどとらずに、ゴール左上に決められた。上手いシュートであった。
いやな予感がよぎった。今日も負けか!1-0。
しかし、パトリックが救ってくれた。前半24分、DFを背に抱えたまま野上からのパスを胸で落とし、走り込んできた18番柏がシュート。ちょっと上に浮いたがゴールに吸い込まれた。同点1-1。
だが、今年のサンフレッチェを象徴するように、前半28分すぐさま引き離された。左からのコーナーキックは中村俊輔、ファーサイドで千葉と競り合っ大井がヘディングシュート。キーパーの中林も取れそうであったが、下をすり抜けて2-1。
この時間までにコーナキックを多く与えていた。
ホームの磐田のリードで試合を折り返し、いやな流れで前半が終了した。
後半13分、青山がセンターサークル付近から、DFの裏へ見事なパス。これを受けたパトリックが、キーパー:カミンスキーと1対1になり、これをかわして無人のゴールへパス。
2-2と追いついた。
昔見ていた、青山ー寿人のコンビのような、パスの出し手と受け手の息が合ったシーンであった。この試合、何度かこのシーンがあった。
後半18分、またもや青山が前線へパスを送ると、味方に当たってパトリックに渡った。そのままドリブルで持ち込み、ワンフェイントをかけて、右から走り込んで追い越した、アンデルソンロペスに渡し、そのままシュートしてゴールとなった。2-3。
その後、双方に惜しいシュートがあったが得点には至らず、サンフレッチェ広島は8試合ぶりの勝利をつかんだ。
監督が替わり、前線の攻撃陣の流動性が出てきた。前後左右にポジションチェンジがあり、良い流れになってきた。また、最前線のパトリックという、ターゲットが安定しており、キープあり、裏への抜け出しありと多彩になっている。
しかし、今日はパトリック様々であった。ようやく勝ち点3をもぎ取り、15位のコンサドーレ札幌まで、勝ち点「5」となった。
これから連勝だ!!
コメント
本当に何とか、でしたけど勝てましたね!
普通に勝ち点3がうれしかったです!
パトリックの効果が出てきて、徳弁力不足が解消されつっつあるのがいいと思います。
まずはとにかく相手よりも1点でも多く点を取ることをやってほしいですね。 守備が心配ですけど・・・