J2リーグ第36節が10月7日、8日に分けて全国各地で行われた。
前節まで首位で優勝にひた走る湘南ベルマーレは、ホームShonan BMW スタジアム平塚で、水戸ホーリーホックを迎えての戦いとなった。
前半こそ、スコアレスで折り返したが、後半10分に先制点をあげると、後半33分に追加点を取り、42分にはオウンゴールをもらい結局、3-0で快勝して、12試合負け無しを続けている。
前節2位につけているアビスパ福岡は、ニッパツ三ツ沢球技場に乗り込みアウェイで横浜FCと戦った。
前半25分、ホームの横浜FCに先制点を許し前半戦を終え、苦しい展開であったが、後半11分、福岡は石津の直接フリーキックで追いついた。その後、後半29分、35分、エースのウェリントンが立て続けに2ゴールをあげて、3-1と見事な逆転勝利をおさめて3連勝とした。
しかし、2位をキープしているが首位湘南との勝ち点差は「10」のまま変わらず、追走する状態は変わらない。
前節3位のV・ファーレン長崎は、アウェイの町田市立陸上競技場でFC町田ゼルビアとの戦いに挑んだ。
前半スコアレスで折り返すことになったが、後半13分に相手オウンゴールというラッキーな先制点を奪ったが、後半37分、町田の中島にゴールを決められ同点とされた。試合はそのまま終了し 1-1 終えた。7試合無敗を続けてはいるが、自動昇格を勝ち得る2位との勝ち点差は「3」と開いてしまった。
前節4位の名古屋グランパスは、降格圏争いで苦しんでいるレノファ山口FCのホーム維新百年記念公園陸上競技場で対戦した。
前半10分に玉田、36分には佐藤の両ベテランが得点を上げて有利に試合を進め、さらに後半13分にも3点目を追加して、この試合をほぼ手中に入れた。その後山口の反撃を1点のみに抑えて3-1と快勝した。これで名古屋は3連勝、山口は2連敗となっている。
松本山雅FCは、ロアッソ熊本に1-0と完封勝ちで2連勝とした。
徳島ヴォルティスは、最下位に沈むザスパクサツ群馬に4-1と7試合ぶりの勝利を掴んだ。
ジェフユナイテッド千葉は、ファジアーノ岡山に3-1と逆転勝ちをおさめた。
東京ヴェルディは、モンテディオ山形に3-1と快勝し2連勝とした。
ツエーゲン金沢は、愛媛FCに4-1と快勝し3試合ぶりに勝利した。
翌日(10/08)
カマタマーレ讃岐のホームは、京都サンガF.C.に0-4と力負けをした。
大分トリニータは、FC岐阜と3-3の点の取り合いで引き分けとした。
降格圏に沈む、レノファ山口FCとザスパクサツ群馬は、この36節もそろって敗戦した。
ツエーゲン金沢が勝ち上がり、カマタマーレ讃岐は負けたため、20位となり、勝ち点差は「7」・「16」と離されており、苦しい戦いを続けている。
ザスパクサツ群馬は決定的か?
さて、レノファ山口FCは?