AFCチャンピオンズリーグ準決勝は浦和レッズが、第1戦として9月27日に、(試合会場はアウェイ)上海体育場で、上海上港と対戦した。
グループリ-グで同じ組であった、両チームはそれぞれがホームで勝ちをおさめ1勝1敗の五分であった。
3月15日 上海上港 3-2 浦和レッズ
4月11日 浦和レッズ 1-0 上海上港
上海上港の圧倒的な個の力に対し、対する浦和は組織力で対抗しなければならない。
なんといっても、ブラジル代表MFオスカル、FWフッキ、FWエウケソンという強力な助っ人トリオの奏でる攻撃をいかに防ぐかにかかっている。
前半15分、その強力FWフッキの個の力により、得点が生まれた。ペナルティーエリアの外からの強力なミドルシュートが生まれ、先制を許した。1-0。
しかし、前半27分、MF青木からの浮き気味のパスに抜け出した興梠が落としたところに、まだケガで完全ではない柏木が、利き足ではない右足でボレーシュートを決めて同点に追いついた。1-1。
前半を1-1で折り返して、後半に挑んだ。
圧倒的に支配されてはいたが、後半はスコアレスで貴重なアウェイゴールの 1-1 で終えた。
第2戦はホームで来月18日に行われる予定。
アウェーゴールで優位に立っているが、第1戦に関しては正GKに加え、DF陣でレギュラーを2人欠いていた上海上港だけに、予断は許されないがホームの力を借りて勝利を目指して欲しい。
第1戦同様、ブラジル人トリオを中心とした上海上港の個の力に、浦和レッズの組織で対抗する展開が予想される。
もう一方の、準決勝はサウジアラビアのアルヒラルがイランのペルセポリスに 4-0 と大勝し、決勝進出へ大きく前進している。