欧州ワールドカップ予選と国際親善試合(日本代表)

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2018年ロシア大会:ヨーロッパ予選結果(出場枠13チーム)が決まりました。

驚いたことに、あのイタリア(アズーリ)が予選突破できなかった。
(なんと60年ぶりの本大会出場を逃がした)

驚くことに、イタリアは欧州予選「G組」、この組にはスペイン代表がいて、トップ通過は熾烈を極めた。

結局、スペインには5ポイント差の2位に終わったが、イタリアの成績は「7勝2分け1敗」と、文句のない成績。

これが、欧州予選の厳しさ。

結局、プレーオフに廻って、相手はここ2大会W杯出場を逃しているスウェーデン

第1戦を 0−1 アウェイ
第2戦を 0−0 ホーム

スウェーデンを圧倒しながら、最後まで得点をあげることはできなかった。

2017/11/09 北アイルランド 0-1 スイス
2017/11/12 スイス 0-0 北アイルランド
トータル スイス

2017/11/09 クロアチア 4-1 ギリシャ
2017/11/12 ギリシャ 0-0 クロアチア
トータル クロアチア

2017/11/10 スウェーデン 1-0 イタリア
2017/11/13 イタリア 0-0 スウェーデン
トータル スウェーデン

2017/11/11 デンマーク 0-0 アイルランド
2017/11/14 アイルランド 1-5 デンマーク
トータル デンマーク

これで13チームが決定した。

一方、日本代表は親善試合を2試合(ブラジル・ベルギー)と対戦した。

11/10 日本 1 – 3 ブラジル

11/15 日本 0 – 1 ベルギー

ブラジル戦は、前半からブラジルの攻撃に耐えられず、あっさりとペナルティーエリア内で、ファールをとられて、PKで先制点を献上した。

その後も、プレスが中途半端で前半で3失点となり、後半はコーナーキックから1点を取ったが、明らかにブラジルに流されて(本気でない)、1-3と敗れた。

ベルギー戦は、最初からプレスが効いて、前半をスコアレスでなんとかしのいだが、後半、疲れが来る時間帯に、ペナルティーキック内を個人技のドリブルでかき回されて、最後はエース(ルカク)に決められた。

解説者などは、ブラジル戦の後半や、ベルギー戦は良かったようなことを言っている人もいたが、自分としては少し見方が違う。

確かに、ハリルホジッチ監督のサッカーは、前線からプレスをかけて、ショートカウンター狙いの、縦に早いパスサッカーかもしれない。

しかし、競合相手に90分、プレスをかけ続けることは無理ではないか。

親善試合だから、交代人数が6人で、後半に選手を入れ替えればなんとかなるかもしれないが、本番の試合は3名。

ちょうど疲れた後半に、ズタズタにならないか。?

その証拠に、あの疲れ知らずの、中盤(インサイドハーフ・ボランチ)を担う井手口の運動量は、明らかに落ちている。

縦に早いサッカーばかりでなく、落ち着かせる時間帯があってもいい。

守備においても、、前からプレスだけでなく、下がってからブロックを敷いて守る時間があってもいいのではないか。

強豪国と同じサッカーをすると、やはり力の差が出てくる。

どうすればいいのか。かつての岡田監督のようにドン引きして守っても面白くない。

どんな戦術を持ってしても、選手の個のレベルが上がらないと勝利には結びつかない。

パスだけで崩すことも難しく、ドリブルを織り交ぜての攻撃に加え、パススピードとトラップ精度が上がらないと勝負にならない。

Jリーグができて、約25年経つが、アジアの中では強豪になれたが、ベスト8に出てくるような強豪国との差は、縮まっていないような気がする。

サッカーは難しい競技だ。

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