被災地に送る力強い戦いで、ガンバ大阪に(4-0)で勝利

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4-0でガンバ大阪に完勝

ロシアワールドカップあけの、再スタートは力強い戦いで、ガンバ大阪に完勝した。

豪雨災害から立ち直れない時期での、ホームのエディオンスタジアムでの戦いで、なんとしても勝ちにつなげて、被災者の心の支えにしたい一戦であった。

対 ガンバ大阪戦

15試合を終えて、サンフレッチェ広島は負け試合は2試合で、勝ち点「37」と2位に9点の差をつけて、首位を独走中。

一方のガンバ大阪は、降格圏の16位と苦しんでいる。

相手は下位に沈んではいるが、底力は持っているガンバ大阪が、再開初戦となり、苦戦も予想された。

しかし、なんとしてもいいスタートで首位を固めたい。

前半戦

開始間もない8分、ルーズなボールに広島のMF青山とガンバ大阪のDFファビオが、お互いにスライディングしたように見えたが、少し青山のほうが早かったのと、ファビオがスパイクの裏を見せて突っ込んできたので、印象が悪く見えた。

これが、一発レッドカードとなって、退場となった。

この後、80数分を10人で戦うガンバは、暑さもともなって、いかにも苦しいだろう。

敵ながら、少しかわいそうな判断であった。

(イエローカードでもよかったのではないかと思った。)

判断は、ボールのないところにファビオがスライディングした、とされたのだろう。

広島は数的有利な状態から、特に右サイドから攻撃を仕掛けた。

26分、MF青山 → MF柏 → DF和田 とつなぎ、右サイド深くから正確なクロスが入ると、FWパトリックは相手DFをもろともせずに、ドンピシャリのヘディングで先制点をあげた。1-0。

41分、またもや右サイドでMF青山 → MF柴崎 → MF青山 とボールを回して、青山がフリーになったところから、中央で待つFWパトリックが前に少しスペースを空けて待っているところに、ボールは供給された。

これを難なくパトリックが頭で決めて追加点を取った。2-0。

前半を2点のリードで終了した。

後半戦

開始間もない4分、左サイドをMF柏とMF青山で崩し、柏が中央に切れ込みながら、FWパトリックにクロスをあげると、パトリックは頭で落として、FW工藤が中央から綺麗に決めた。
3-0。

工藤は、リーグ戦初得点。ようやく結果を出したことになる。

41分、MF青山が自陣から、走り抜けたMF柏に長めのスルーパルを出すと、抜け出して左から中央に折り返し、そこに走りこんできた途中出場のFWティーラシンがうまく合わせて追加点をあげた。4-0。

最後に

これで勝ち点は「40」の大台にのせて、首位快走となっている。

しかし、2位につけているFC東京も勝ったので「9」差の勝ち点は変わらない。

4-0 と完勝ではあったが、まだ得点できるシーンは何度もあった。

猛暑の時期がしばらく続くので、体力的にはつらいかもしれないが、きちっと点を取れる時に取っておかないと、最後に苦しい時が来るのかもしれない。

しかし、この暑さと、災害後で、どうしても勝利が求められる時に、4-0 とは嬉しいので、素直に喜びたい。

また、最少失点を支えてきた立役者のDF野上が、足を引きずって途中交代したのが少々心配である。

最後に、豪雨災害で被災された方も、辛いであろうが頑張ってほしいという気持ちである。

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