2連勝で光が見えてきた

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9月23日、第27節のサンフレッチェ広島の戦いは、IAIスタジアム日本平で清水エスパルスと戦った。

これでここ最近の5試合は、3勝2分けと、ようやく降格圏争いから、上を狙える状況になってきた。

9/23(3-1)○vs清水エスパルス
9/16(1-0)○vsセレッソ大阪
9/09(0-0)△vsアルビレックス新潟
8/26(1-1)△vs大宮アルディージャ
8/19(1-0)○vsヴァンフォーレ甲府

IAIスタジアム日本平スタジアムは、コンパクトではあるが、ピッチとサポーターが近いので、アウェイには難しい戦いであったろう。

9月20日に、120分の死闘を演じて、疲れが残っている選手もいたことは想像できる。

試合は前半6分、右からのコーナーキックは、柴﨑晃誠の右足から、中央からニアサイドに走り込んだ水本裕貴がヘディングシュートを決めて幸先よく先制する。

その後も、清水エスパルスはチャンスと多く作って、シュートするがなかなか枠には行かない。サンフレのディフェンダー陣も体を張って、シュートコースを消しながら、集中した守りであったと思う。

清水のチアゴ・アウベスは右に左に、ドリブルあり、シュートありで、気を吐いていた。しかし、クロスバー直撃はあったが、得点には至らなかった。このシュートは惜しかった。
とても怖い存在である。

前半を 1-0 で折り返すことになった。

後半に入っても清水は攻撃の手を緩めない。しかし、惜しいシーンこそ作られていたが、サンフレの守りは集中して全員で守り、得点は許さなかった。

一方、サンフレッチェ広島は、清水の攻撃を受けながらカウンターでの攻撃しかなくなってきた。

とにかくボールを奪われても、帰還が早く清水エスパルスに速攻をかけられるシーンは少なかった。

清水は後半24分に金子を下げて鄭大世を投入した。怖いFWである。

そうすると、後半39分、ついにその鄭大世は、右からのクロスに頭一つ、抜け出してヘディングシュートを決めた。

DF千葉ちゃんもよく体をつけていたが、一瞬遅れたのが致命傷となった。1-1。

ここで引き分けかと頭をよぎったが、後半アディショナルタイム。フェリペ・シウバのスルーパスに抜け出した稲垣祥がシュートを放つと、相手キーパーの六反にセーブされたが、浮いたボールにパトリックが頭で流し込んで、2-1と勝ち越した。

終了直前のアディショナルタイム+6分に、またもやカウンターから柏好文がドリブルで持ち込み、マイナスのパスをフェリペ・シウバに送ると、落ち着いてゴールを決めた。3-1

これで勝負あった。大きな勝ち点「3」と奪いとった。

この時期、この位置、降格圏争いで真っ最中、アウェイでの試合であるので、このような戦い方でしようが無いと思うが、守ってのカウンターのみ、深いところからのロングボール。

今までの、ボール保持、ショートパスからの崩しは影を潜めて無くなった。

どちらが良いと言うのではないが、結局戦術としては、パトリックにボールを預けて、それを周りの選手が受けての攻撃になってしまった。

まずは、勝ち点を拾うことが先決であるので、今の戦術が良いと思う。

しかし、長くこのような戦いをしていたら飽きてくるような気もするのは自分だけだろうか?

しかし、勝ちきって良かったヨカッタ。

次のエディオンスタジアムでの、北海道コンサドーレ札幌との戦いに勝ちきれば降格圏争いから抜け出せるのではないか。

ガンバレ サンフレッチェ広島。

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