J1リーグ 第30節終了時点

シェアする

J1リーグ第30節の試合が、10月21日(土)、22日(日)に全国各地でおこなわれた。

10/22は、衆議院選挙の投票日で、台風も来ており、忙しい1日であった。

前節まで首位を走る、王者で盤石と思われていた鹿島アントラーズは敵地日産スタジアムで横浜F・マリノスに点の取り合いの上敗れた。3-2

前半開始早々の3分、横浜は左からの正確なコーナキックをMF天野が蹴ると、FW伊藤が競り合いの上頭一つ抜けだし、ヘディングシュートを決めた。1-0。

前半14分には、鹿島のミスからで、横浜のMF天野が前からプレスをかけると、鹿島のDF植田のミスを誘い、ゴールキーパーと1対1となり追加点を決めた。2-0。

前半終了間際のアディショナルタイム+2分、右からのコーナキックのこぼれ球を鹿島のDF山本が決めて1点差として前半を終えた。2-1。

後半21分、右からのコーナーキックに、DF植田がミスを取り返す意地のヘッドで、試合を振り出しに戻した。2-2。

しかし、後半29分、横浜のDF山中がドリブルで運び、途中出場のMF遠藤にパスし、DFをかわしての勝ち越しのシュートを決めた。3-2。

このまま終了を迎え、横浜F・マリノスは3位に浮上し、鹿島アントラーズは、今季8敗目を喫した。

前節2位につけ、鹿島アントラーズを追う川崎フロンターレは、アウェイでサンフレッチェ広島と対戦した。(エディオンスタジアム)

前半から、サンフレッチェ広島の鋭い出足に苦労していた川崎は、前半40分、相手ゴールキーパーのキャッチミスを突いて、MF谷口が先制点を決めた。0-1。

さらに、前半終了間際のアディショナルタイム+1分、MF三好の強烈なミドルシュートで追加点を奪った。0-2。これは三好を褒めるしか無い素晴らしいシュートで前半を終了した。

後半、40分には、広島の軽いプレーを突いて、エース小林が試合を決める決定的な3点目をとると、そのまま0-3と勝利し、首位鹿島アントラーズとの差を勝ち点差「5」に縮めた。

ベガルタ仙台清水エスパルスの一戦は、仙台のホーム:ユアテックスタジアム仙台でおこなわれたが、両チームとも決め手に欠け最後まで得点を奪うことが出来ず、スコアレスドローに終わった。0-0

大宮アルディージャは、ホーム:NACK5スタジアム大宮で柏レイソルを迎え、前半43分、柏のハモン・ロペスに先制点を奪われたが、後半アディショナルタイム+3に大宮のマテウスが直接フリーキック決めて追いつき、勝ち点1を分け合った。1-1

セレッソ大阪は、ホーム:キンチョウスタジアムにヴァンフォーレ甲府を迎え、前半5分、エース杉本の2試合連続ゴールで先制点を奪った。後半7分にも再び杉本がゴールを決め追加点をあげ完勝した。さすがエースの働きである。2-0

ヴィッセル神戸は、サガン鳥栖とホーム:ノエビアスタジアム神戸で対戦し、前半13分、強力助っ人のルーカス・ポドルスキが先制点をあげたにもかかわらず、前半17分、38分に、ビクトル・イバルボとキム・ミンヒョクにそれぞれゴールを奪われて、前半を終了した。後半はどちらも得点を上げることが出来ず、ヴィッセル神戸は1-2と悔しい逆転負けとなった。

ジュビロ磐田は、ホーム:ヤマハスタジアム(磐田)に、負ければ降格が決定するアルビレックス新潟を迎えて対戦した。新潟は、前半25分ホニのゴールで先制点を奪ったが、前半39分、磐田のセットプレーはキッカー中村のボールを大井が合わせ磐田は同点とした。死に物狂いの新潟は、前半アディショナル+2分、河田の得点でリードして前半を終えた。後半は、スコアレスで新潟の勝利とおもわれたが、後半アディショナルタイムタイム+4分、磐田は再びセットプレーから最後はアダイウトンが決めて同点とした。2-2。新潟は引き分けで、今節の降格は免れた。

FC東京はホーム:味の素スタジアムで北海道コンサドーレ札幌を迎え撃ち、前半はスコアレスで折り返したが、後半2分と14分、札幌のジェイに2試合連続でかつ、この試合2ゴールを奪われて、後半1点こそ返したが1-2と敗れた。札幌は4試合無敗で、降格圏争いから一歩抜け出した模様である。

翌22日(日)

浦和レッズはホーム:埼玉スタジアムにガンバ大阪を迎えて、点の取り合いの末3-3と引き分けた。前半こそスコアレスで折り返したが、後半5分に浦和が先制すると、9分に大阪が追いつき、またもや19分にラファエル・シルバの2点目でリードしたが、22分に大阪が追いついた。28分にはエース興梠が決めて三度リードして、アディショナルタイムを迎えたが、+2分に大阪が追いつきドローとなり勝ち点を分け合った。

J1 第30節 勝敗表

J1 第30節終了時点の順位表

新潟は、今節の降格をとりあえず回避できたが、これも降格を争っている広島と大宮に勝利が無かった為で、次節もまた正念場である。

清水は引き分け、甲府、広島が負け、大宮は引き分け。

どこも決め手に欠いて、降格争いはまだまだ続く。

クリック、お願いします。
         
スポンサーリンク

シェアする

フォローする