J1リーグ、第20節が、8月5日、一斉に行われた。
前節暫定ではあるが、首位に立っているセレッソ大阪は、キンチョウスタジアムに北海道コンサドーレ札幌と迎えて戦った。
前節、大阪ダービーで負けを喫した試合のあとだけに何とか勝利が欲しいが、その答えはすぐの出た。
前半開始早々の1分、センターサークル付近からの山口蛍のパスを、FWリカルド・サントスがゴール前まで持ち込み混戦のこぼれ球をFW杉本健勇の右足でシュートし、1-0。杉本は5試合連続のゴールでいきなり先制した。
前半26分、大阪は、ペナルティエリアのすぐ外で、ファールをもらい、MFソウザがフリーキックを直接鮮やかに決めて2-0。
さらに前半28分、FW柿谷が左サイドをドリブルで駆け上がり、DF丸橋がオーバーラップしてクロス、これにFW杉本がヘッドで3-0とする。
見ていて綺麗でかつお手本のような攻撃であった。素晴らしい。
後半83分、札幌はタイの国から着たMFチャナティップがディフェンスラインの裏へスルーパス、オフサイドギリギリでMF菅が抜けだしシュートし1点を返した。3-1。
その後惜しいシーンもあったがこのまま終了となり、C大阪は暫定ではあるが首位を守った。
首位を追いかける、鹿島アントラーズはホーム県立カシマサッカースタジアムにベガルタ仙台を迎え、濃い霧の中でカラーボールを使用しての、見る方も試合経過やボールの行方がよく分からない試合であった。
前半終了間際に、鹿島の土井が右サイドからドリブルで持ち込みシュートして、1-0。良い時間に得点できた。
後半試合中断もあり、個人的には中止するべきかとも思った。
これまた後半終了直前に、FW金崎からの浮き球のパスをFW鈴木が、味方と重なりながらもシュートし得点を決めた。2-0。
前節、3位ガンバ大阪が負け、4位川崎フロンターレが引き分けたので、柏レイソルが3位に上がった。
その柏レイソルは、ホーム日立柏サッカー場に、ポドルスキーを要するヴィッセル神戸と戦い、前半5分に先制されるも、後半に3点をもぎ取り逆転で 3-1 と勝利した。
ガンバ大阪はアウェイでヴァンフォーレ甲府に不覚をとり 0-1 で敗れた。
川崎フロンターレはホーム、等々力陸上競技場で多摩川クラシコでFC東京と 1-1 で引き分けた。FC東京のFW大久保は古巣からブーイングを受けての戦いであった。
ジュビロ磐田はホームヤマハスタジアムでサンフレッチェ広島を迎え、MF松井を送り出す試合、また、6連勝中と好調であったが、今季絶不調で監督交代を余儀なくされた広島に逆転で負けた。2-3。
横浜F・マリノスは、アルビレックス新潟とのデンカビックスワンスタジアムにて、アウェイで 0-2 となり勝利をおさめた。
浦和レッズはミハイロ・ペトロヴィッチ交替のあとの、堀孝史新監督(49)の就任初戦であったが、2-2 とホーム埼玉スタジアム2002で大宮アルディージャと埼玉ダービーを引き分けとし、新監督に勝利をプレゼントすることが出来なかった。
サガン鳥栖はベストアメニティスタジアムで清水エスパルスを 2-1 と破った。
コメント
上位が混戦模様になってきましたね!
最近、上位争いとか興味なくなっていますけど・・・
それよりもいかに15位以上との差を詰めるか?」しか考えてないので・・・